彦根城(金亀城)
- 滋賀県彦根市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
彦根城は、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いを経て、徳川四天王の一人である井伊直政の遺志を継いだ息子の直継らが、およそ20年の歳月を費やして完成させた壮大な平山城です。明治の廃城令や戦火の危機を免れ、江戸時代の天守が当時の姿のまま現代に遺る、全国にわずか5つしかない大変貴重な「国宝五天守」の一つ…
彦根城は、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いを経て、徳川四天王の一人である井伊直政の遺志を継いだ息子の直継らが、およそ20年の歳月を費やして完成させた壮大な平山城です。明治の廃城令や戦火の危機を免れ、江戸時代の天守が当時の姿のまま現代に遺る、全国にわずか5つしかない大変貴重な「国宝五天守」の一つであり、井伊家35万石の圧倒的な威信を現代に伝えています。
象徴は、牛蒡積みと呼ばれる堅牢な石垣の上にそびえ立つ、三層三階の美しい天守閣の構造です。天守の壁面には、切妻破風や入母屋破風、そして華麗な唐破風といった多種多様な破風(屋根の装飾)が絶妙なバランスで配置されており、さらに最上階には格式の高さを表す花頭窓が贅沢にあしらわれるなど、近世城郭における優れた意匠の粋が集められています。
敷地内を歩くと、城を囲む広大な三重のお堀や、戦時に落とし橋となる工夫が施された「天秤櫓」、さらには全国で唯一完全な形で現存する「馬屋」など、実戦を強く意識した防御遺構を間近に観察できるのが特徴です。大津城や佐和山城など近隣の城郭から木材や石垣を移築して築かれたという背景もあり、歩を進めるごとに複雑な歴史を感じることができます。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 慶長9年(1604) |
| 開催時間 | <無料区域> 24時間 <有料区域> 8:30〜17:00(最終入場16:30) |
| 開催日 | <無料区域> なし <有料区域> なし |
| 住所 | 〒522-0061滋賀県彦根市金亀町1 |
| アクセス | ・JR彦根駅 ⇒ 徒歩(約15分) ・名神高速彦根IC ⇒ 車(約10分) |
| 公式サイト | https://hikonecastle.com/ |
