鳥取城
- 鳥取県鳥取市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
鳥取城は天文年間(1530-40年代)に因幡守護・山名氏が築いた拠点を起源とし、天正9年(1581年)には豊臣秀吉による凄絶な兵糧攻め「鳥取の渇え殺し」の舞台となり、江戸時代には池田氏が鳥取藩32万石を明治まで統治した、国内屈指の歴史を持つ巨大な要塞です。
特徴は、山頂の戦国期城郭と、麓の近世城…
鳥取城は天文年間(1530-40年代)に因幡守護・山名氏が築いた拠点を起源とし、天正9年(1581年)には豊臣秀吉による凄絶な兵糧攻め「鳥取の渇え殺し」の舞台となり、江戸時代には池田氏が鳥取藩32万石を明治まで統治した、国内屈指の歴史を持つ巨大な要塞です。
特徴は、山頂の戦国期城郭と、麓の近世城郭という2つの異なる時代が融合した「一城二郭」の構造です。敷地内には、地元の自然石を武骨に積み上げた「野面積み」から、江戸期に精緻に組み上げられた「切込みハギ」まで、あらゆる組石技術の変遷が当時のまま残されています。特に二ノ丸の背後にそびえ立つ、全国で唯一ここにしか現存しない球状の石垣「巻石垣(まるいしがき)」は、崩落を防ぐための高度な土木技術の全貌を現代に伝えています。
明治以降に多くの木造建築物は解体されましたが、現在は国の史跡に指定され、春には数百本の桜が武骨な灰色の石壁を鮮やかに彩る「久松公園」として親しまれています。大手門から複雑な屈折を伴う桝形虎口を通り、麓の広大な石垣群を仰ぎ見れば、山と一体化した巨大要塞のスケール感が迫ります。
基本情報
| 種別 | 山城→平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 天文14年(1545)、慶長7年頃(1602)、元和7年(1621)頃 |
| 開催時間 | <鳥取城跡・久松公園> 24時間 <仁風閣> 9:00 ~ 17:00 |
| 開催日 | <鳥取城跡・久松公園> なし <仁風閣> ・月曜日(祝日の場合は開館) ・祝日の翌平日 ・年末年始 ※長期休館中(2023年より5年間) |
| 住所 | 〒680-0005鳥取県鳥取市東町 |
| アクセス | ・JR鳥取駅 ⇒ 循環バスくる梨緑コース(約8分)⇒ 仁風閣・県立博物館または市立武道館下車すぐ ・JR鳥取駅 ⇒ 日ノ丸・日本交通バス砂丘会館行(約7分) ⇒ 西町下車 ⇒ 徒歩(約5分) ・鳥取自動車道鳥取IC ⇒ 車(約20分) |
