月山富田城
- 島根県安来市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
月山富田城は、室町時代から戦国時代にかけて山陰・山陽の計11カ国を支配した太守・尼子氏が代々本拠とした、日本屈指の規模を誇る中世の山城です。戦国覇者・毛利元就の凄絶な兵糧攻めに対しても屈しなかった歴史を持ち、難攻不落の要塞としてその名を轟かせました。
麓から山頂へと歩を進めると、険しい尾根や斜面…
月山富田城は、室町時代から戦国時代にかけて山陰・山陽の計11カ国を支配した太守・尼子氏が代々本拠とした、日本屈指の規模を誇る中世の山城です。戦国覇者・毛利元就の凄絶な兵糧攻めに対しても屈しなかった歴史を持ち、難攻不落の要塞としてその名を轟かせました。
麓から山頂へと歩を進めると、険しい尾根や斜面を平坦に削り出して作られた広大な「三の丸」や「二の丸」の敷地が段階的に現れます。特徴は、泥土を削り出して外敵の直登を力強く拒む「大鉄砲櫓跡」周辺の切岸や、侵入した敵兵の動きを制限するために設けられた複雑な凹凸を伴う土塁の縄張りです。山腹の「菅谷口」などには、尼子氏の強固な防衛思想を反映した巨大な空堀の遺構が当時のスケールのまま遺されています。
さらに、山頂の本丸へと続く唯一の登城路である「七曲り」の急斜面を登れば、戦国期としては先駆的な、地元の自然石を豪快に積み上げた「野面積み」の石垣が今なお各所にそびえ立っています。
城下を流れる飯梨川や広瀬の街並みを一望する山頂の本丸跡に立てば、かつて山陰の雄として君臨した尼子一族の圧倒的な動員力が肌で感じられます。
基本情報
| 種別 | 山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 1156~1159年(保元元年~平治元年)の間(城の状況などから1163~1189年) |
| 開催時間 | 24時間 |
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒692-0403島根県安来市広瀬町富田 |
| アクセス | ・山陰本線安来駅 ⇒ イエローバス広瀬バスターミナル行(約29分) ⇒ 市立病院前 ⇒ 徒歩(約23分) ・山陰自動車道安来IC ⇒ 車(約20分) |
| 公式サイト | https://yasugi-kankou.com/spot/gassan-toda-castle-ruins/ |
