津和野城(三本松城)
- 島根県津和野町
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
津和野城は、鎌倉時代の弘安8年(1285年)に吉見頼行が元寇に備えて築城を開始し、戦国時代を経て、江戸時代初期に坂崎直盛が大改修を施して近世城郭へと脱皮させた平山城(山城)です。元和3年(1617年)からは亀井政矩が入封し、明治の廃城まで亀井氏11代の津和野藩4万3千石の統治拠点として機能しました…
津和野城は、鎌倉時代の弘安8年(1285年)に吉見頼行が元寇に備えて築城を開始し、戦国時代を経て、江戸時代初期に坂崎直盛が大改修を施して近世城郭へと脱皮させた平山城(山城)です。元和3年(1617年)からは亀井政矩が入封し、明治の廃城まで亀井氏11代の津和野藩4万3千石の統治拠点として機能しました。
山上の遺構における中核は、坂崎期に導入された、東国や近畿の技術を反映する本格的な「総石垣」の構造です。山陰地方の峻険な山城でありながら、本丸や三の丸、人馬を留める「織部丸」といった主要な郭の周囲が、隙間なく積み上げられた堅牢な石垣によって防御されています。自然の岩盤を補強するように築かれたこれらの壁面には、職人集団「穴太衆」の技術に通じる武骨な野面積みや、角部を強固に固める算木積み(さんぎづみ)の変遷が明瞭に遺されています。
本丸跡の石垣の上に立つと、眼下には山間に広がる津和野の城下町や津和野川、遠く中国山地の山並みが一望でき、中世から近世にかけての防衛拠点が持っていた地形の利を事実に基づいて深く見学できる歴史遺産です。
基本情報
| 種別 | 山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 永仁3年(1295)、慶長6年(1601) |
| 開催時間 | <津和野城跡> 24時間 <観光リフト> 9:00~16:30(下り便最終運行16:20) |
| 開催日 | <津和野城跡> なし <観光リフト> ・12~2月までの間の平日(土日祝、1/1~3は除く) |
| 住所 | 〒699-5605島根県鹿足郡津和野町後田 |
| アクセス | ・JR津和野駅 ⇒ 徒歩(約25分) ⇒ 津和野城跡観光リフト ⇒ 山頂下車 ⇒ 徒歩(約8分) ・JR津和野駅 ⇒ 石見交通バス津和野温泉行(約5分)森降車⇒ 徒歩(約10分) ⇒ 津和野城跡観光リフト ⇒ 山頂下車 ⇒ 徒歩(約8分) |
