備中松山城

  • 岡山県高梁市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
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備中松山城は仁治4年(1243年)に秋庭重信が築いた砦を起源とし、戦国時代の激しい争奪戦を経て、江戸時代に水谷勝宗らが天守を修築した、日本に現存する12天守のなかで唯一の山城です。山岳要塞としての堅牢さと、近世城郭の洗練された意匠を併せ持つ稀有な遺構として知られています。 麓から険しい登城道を登…

備中松山城は仁治4年(1243年)に秋庭重信が築いた砦を起源とし、戦国時代の激しい争奪戦を経て、江戸時代に水谷勝宗らが天守を修築した、日本に現存する12天守のなかで唯一の山城です。山岳要塞としての堅牢さと、近世城郭の洗練された意匠を併せ持つ稀有な遺構として知られています。

麓から険しい登城道を登ると、目の前に現れるのが、山肌の天然の巨岩と一体化するようにそびえ立つ、壮大な高石垣の防衛線です。峻険な断崖絶壁の上に、職人の高度な技術を要する「野面積み」や「打込ハギ」の石壁が何重にも築かれており、山そのものを強固な要塞へと仕立て上げた圧倒的な土木技術を今に伝えています。

の魅力は、秋から春にかけての早朝、周辺の盆地に発生する濃い霧によって、城がまるで雲の海に浮かんでいるかのような幻想的な「天空の城」の絶景が広がる点です。展望台からの眺望だけでなく、実際に山上の本丸へと足を運べば、霧の中に静かに佇む白漆喰の壁や、戦国の緊迫感を残す武骨な石垣が旅人を迎えます。天険の地勢を活かして西国の要衝を守ろうとした歴代領主たちの知恵と激動の歴史を、今なお山頂に堂々と残り続ける本物の天守群を通じて体感できます。

基本情報

種別 山城
起源・創始 延応2年(1240)、慶長10年(1605)頃、天和3年(1683)
開催時間 <無料区域> 24時間 <備中松山城 天守・本丸> 【4〜9月】9:00〜17:30(最終入城17:00) 【10〜3月】9:00〜16:30(最終入城16:00)
開催日 <無料区域> なし <備中松山城 天守・本丸> 12/29〜1/3
住所 〒716-0004岡山県高梁市内山下1
アクセス ・JR高梁駅 ⇒ タクシー(約12分) ・岡山自動車道賀陽IC ⇒ 車(約25分)
公式サイト https://www.bitchumatsuyamacastle.jp/