大洲城(地蔵ヶ嶽城、比志城)
- 愛媛県大洲市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
大洲城は、鎌倉時代末期に宇都宮豊房が築いた地頭職の拠点を起源とし、戦国期の周辺勢力による争奪戦を経て、慶長14年(1609年)に入封した脇坂安治らによって近世城郭へと大改修された、大洲藩6万石の政治・軍事の本拠です。元和3年(1617年)からは加藤貞泰が城主となり、明治の廃城にいたるまで加藤氏13…
大洲城は、鎌倉時代末期に宇都宮豊房が築いた地頭職の拠点を起源とし、戦国期の周辺勢力による争奪戦を経て、慶長14年(1609年)に入封した脇坂安治らによって近世城郭へと大改修された、大洲藩6万石の政治・軍事の本拠です。元和3年(1617年)からは加藤貞泰が城主となり、明治の廃城にいたるまで加藤氏13代の統治が継続されました。
水流が激しく突き当たる崖の上には、16世紀末から17世紀初頭の技術を示す頑強な石垣群が構築されており、川からの侵入を阻む地勢の利を今に伝えています。敷地内には、幕末の万延元年(1860年)に建てられた「台所櫓」や「高欄櫓」をはじめ、計4棟の木造櫓が一度も失われることなく当時の位置のまま現存し、国の重要文化財に指定されています。
現存する櫓群の間に佇む4重4階の天守は、江戸時代に作られた精密な「天守雛形(木組み模型)」などの物証を基準とし、2004年に伝統工法を用いて再現された建築物です。
現代の構造基準をクリアしつつも、内部に鉄骨やコンクリートといった近代の補強材を一切含めず、国産のヒノキやツガを組み上げたこの木造構造の内部では、江戸期の緻密な木造軸組の技法がそのまま機能しています。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 14世紀前半、慶長年間(1609前後)頃 |
| 開催時間 | 9:00〜17:00(最終入城16:30) |
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒795-0012愛媛県大洲市大洲903 |
| アクセス | ・JR大洲駅 ⇒ 徒歩(約20分) ・松山自動車道大洲IC ⇒ 車(約10分) |
| 公式サイト | https://ozucastle.jp/ |
