名護屋城
- 佐賀県唐津市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
名護屋城は文禄元年(1592年)、天下を統一した豊臣秀吉が「文禄・慶長の役(海外出兵)」の総指揮を執るための前線基地として築いた城郭です。大坂城に次ぐ規模を誇る約17万平方メートルの本城をわずか数ヶ月で完成させ、周囲には徳川家康、伊達政宗、真田昌幸といった全国の名だたる大名たちの陣屋が130以上も…
名護屋城は文禄元年(1592年)、天下を統一した豊臣秀吉が「文禄・慶長の役(海外出兵)」の総指揮を執るための前線基地として築いた城郭です。大坂城に次ぐ規模を誇る約17万平方メートルの本城をわずか数ヶ月で完成させ、周囲には徳川家康、伊達政宗、真田昌幸といった全国の名だたる大名たちの陣屋が130以上も密集した、当時の日本における事実上の政治・軍事の中心地でした。
圧倒的なスケール感を今に伝えるのが、城内全域にそびえ立つ壮大な「高石垣」の遺構です。西国大名たちを動員した「天下普請」の先駆けであり、地元の自然石を豪快に積み上げた武骨な「野面積み」の石壁が、本丸や二の丸の周囲を何重にも固めています。秀吉の没後、江戸時代初頭の「島原の乱」ののちに一揆籠城を警戒して破却されたため建物はありませんが、天守台をはじめとする頑強な石垣群は当時の位置のまま現存し、天下人の圧倒的な権力を誇示しています。
本丸跡へと歩を進め、かつて黄金の天守がそびえ立った天守台の最上階から対馬や朝鮮半島へと続く玄界灘の青い海原を一望すれば、戦国時代の終焉期に秀吉がこの地に秘めた壮大な野望と大名たちの熱気を、本物の石垣群を通じて体感できます。
基本情報
| 種別 | 平山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 天正20年(1592) |
| 開催時間 | <名護屋城跡> 24時間 <佐賀県立名護屋城博物館> 9:00〜17:00 |
| 開催日 | <名護屋城跡> なし <佐賀県立名護屋城博物館> ・月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌平日) ・年末年始(12/29〜1/3) |
| 住所 | 〒847-0401佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3 |
| アクセス | JR唐津駅⇒ 徒歩(約8分) ⇒ 大手口バスセンター ⇒ 昭和バス(約35分) ⇒ 名護屋城博物館入口下車 ⇒ 徒歩(約5分) |
| 公式サイト | https://saga-museum.jp/nagoya/ |
