向嶽寺

  • 山梨県甲州市
  • 歴史・文化 | 仏閣 | 大本山
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向嶽寺は、全国に広がる臨済宗向嶽寺派の総本山であり、古くから独自の格式を保ち続けてきた厳かな禅寺です。その歴史は南北朝時代の1380年、名僧・抜隊得勝禅師がこの地に草庵を結んだことに始まります。甲斐国の守護大名である武田氏の初代・武田信成をはじめ歴代の当主から手厚い庇護を受け、武田信玄の時代には国…

向嶽寺は、全国に広がる臨済宗向嶽寺派の総本山であり、古くから独自の格式を保ち続けてきた厳かな禅寺です。その歴史は南北朝時代の1380年、名僧・抜隊得勝禅師がこの地に草庵を結んだことに始まります。甲斐国の守護大名である武田氏の初代・武田信成をはじめ歴代の当主から手厚い庇護を受け、武田信玄の時代には国内の臨済宗寺院を統括する「甲斐国第一の祈願所」として最高位の礼遇を得た、格式高い歴史を持っています。

境内の構造は、塩山の豊かな自然林が広がる山裾の傾斜を活かし、周囲の喧騒から隔絶された静寂な空間の中に、主要な堂宇が一直線に整然と配置される禅宗伽藍の形式を採っています。象徴となっているのが、大正期に再建された重厚な「中門」や、本尊の釈迦如来が祀られる端正な木造建築の「仏殿」です。また、境内奥には武田信玄の直筆と伝わる貴重な「甲斐奈の墨書」などの寺宝が格護されており、武田家との深い繋がりを伝えています。

仏殿の背後には国の名勝に指定されている広大な「向嶽寺庭園」が広がっています。この庭園は、背後の山を借景に利用し、巨大な天然石の石組みによって滝や渓谷を表現した、室町時代初期の面影を色濃く残す貴重な石組庭園の遺構です。

基本情報

開催時間 9:00~17:00
開催日 不定休
住所 〒404-0042山梨県甲州市塩山上於曽2026
アクセス ・JR中央線塩山駅 ⇒ 徒歩(約20分) ・中央自動車道勝沼IC⇒ 車(約15分)
公式サイト https://rinnou.net/head-temple/kogaku/