杉山城(初雁城)
すぎやまじょう(はつかりじょう)
- 埼玉県 | 川越・飯能
- 観光地 | 歴史・文化 | 城郭
比企丘陵の北東端、市野川を眼下に臨む嵐山町杉山の小高い丘陵上に広がる国指定史跡「杉山城跡」。山内・扇谷両上杉氏や後北条氏など関東の覇権を争った諸勢力が関与したとされ、高度に計算された防衛ラインから「築城の教科書」「土の城の最高傑作」と高く評価される名高い平山城です。自然の地形を巧みに加工した精緻な…
比企丘陵の北東端、市野川を眼下に臨む嵐山町杉山の小高い丘陵上に広がる国指定史跡「杉山城跡」。山内・扇谷両上杉氏や後北条氏など関東の覇権を争った諸勢力が関与したとされ、高度に計算された防衛ラインから「築城の教科書」「土の城の最高傑作」と高く評価される名高い平山城です。自然の地形を巧みに加工した精緻な縄張構造が、戦国関東の激しい軍事衝突の歴史を今に伝えています。
標高約73mの丘陵全体に広がる城域には、本郭を中心に階段状に配置された十数個の曲輪群をはじめ、深く切り立った空堀や土橋、土塁、食違い虎口、馬出状の郭などの遺構が現存。直進を阻み侵入者を左右から射撃する「横矢掛かり」の工夫が随所に施されており、石垣を一切使わず土木技術のみで鉄壁の要塞を築き上げた中世の卓越した軍事理論を直接観察できます。
山頂の本郭跡からは、見晴らしの良い比企平野の田園風景や秩父連山の山並み、市野川の流れを一望する開放的な大パノラマが展開。整備された見学路を順路に沿って歩くことで、敵を袋小路へと誘い込む立体的な空間構成の罠と、拠点としての優れた視界の広がりを体感的に把握できます。
基本情報
| 営業時間 | <散策> 24時間 |
|---|---|
| 営業日 | <散策> なし |
| 住所 | 〒355-0211 埼玉県比企郡嵐山町杉山614 |
| アクセス | ・東武東上線武蔵嵐山駅 ⇒ 徒歩(約40分) ・関越自動車道嵐山小川IC ⇒ 車(約5分) |
| 関連サイト | http://ranzan-sugiyama.jp/ |
※情報が変わっている場合があるためご自身で事前に確認ください