宮崎神宮
- 宮崎県宮崎市
- 歴史・文化 | 神社 | 神宮
宮崎神宮は、第一代天皇である神武天皇が東征に出発するまで過ごした「皇軍発祥の地」に鎮座する、南九州屈指の格式を持つ神社です。御祭神には神武天皇(神日本磐余彦天皇)とその父母神を祀り、古くからこの地の建国伝承の核心として重んじられてきました。
最大の特徴は、大正時代に大規模な造営が行われた際、建築…
宮崎神宮は、第一代天皇である神武天皇が東征に出発するまで過ごした「皇軍発祥の地」に鎮座する、南九州屈指の格式を持つ神社です。御祭神には神武天皇(神日本磐余彦天皇)とその父母神を祀り、古くからこの地の建国伝承の核心として重んじられてきました。
最大の特徴は、大正時代に大規模な造営が行われた際、建築素材として「杉」が徹底的に選ばれた点にあります。宮崎県の県木でもある杉、特に神武天皇生誕の地と伝わる高原町の「狭野杉(さのすぎ)」をふんだんに使用した総杉造りの社殿は、他では見られない独特の美学を持っています。杉特有の素朴ながらも力強い木肌は、時の経過とともに深みを増し、皇祖を祀るにふさわしい質実剛健で清廉な気風を漂わせています。
広大な境内には、国の天然記念物に指定されている「大白藤」があり、樹齢数百年を数えるその古木は、春には優美な花を咲かせ、古くから続く生命の連続性を象徴しています。また、毎年秋に行われる「宮崎神宮大祭(神武さま)」では、御鳳輦(ごほうれん)を中心に、シャンシャン馬やミスシャンシャンが行列を作る華やかな光景が広がり、地域の共同体と神話が今なお密接に結びついていることを物語ります。深い社叢に囲まれた直線的な建築美と、建国の記憶が静かに共鳴する、日向の国の原点とも言える神域です。
基本情報
| 開催時間 | 【参拝】 6:00~17:30 【授与所・御朱印】 8:00~17:00 |
|---|---|
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒880-0053宮崎県宮崎市神宮二丁目4-1 |
| アクセス | JR宮崎神宮駅より徒歩10分 |
| 公式サイト | https://miyazakijingu.or.jp/ |
