桜川市真壁

  • 茨城県桜川市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 在郷町
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桜川市真壁は、木綿などの物資の集散地として蓄積された富を背景に、江戸時代からほとんど幅を変えずに続く中世の町割りのなかに、幕末から昭和初期にかけて建てられた多様な伝統建築が密集する歴史地区です。 直角に折れ曲がる「鍵の手」などの城下町特有の街路構造が残る通りには、外壁を土で厚く塗り込めて白漆喰で…

桜川市真壁は、木綿などの物資の集散地として蓄積された富を背景に、江戸時代からほとんど幅を変えずに続く中世の町割りのなかに、幕末から昭和初期にかけて建てられた多様な伝統建築が密集する歴史地区です。

直角に折れ曲がる「鍵の手」などの城下町特有の街路構造が残る通りには、外壁を土で厚く塗り込めて白漆喰で仕上げた防火構造の「見世蔵」や、鼠色の桟瓦葺きの屋根を持つ木造町家が連続して建ち並んでいます。建物の外観を構成するのは、道路に面して並ぶ重厚な木造の格子や、火災時の延焼を防ぐために漆喰壁の中に収められた上下稼働式の「揚げ戸」の直線構造。商家の敷地内には、通りに面した見世蔵から奥の住居、そして最も奥に配置された漆喰塗りの土蔵へと続く、縦長の宅地割を活かした直列の空間配置が当時の寸法のまま維持されています。

通りに面した敷地の境界には、二本の親柱に控柱を立てて切妻屋根を乗せた木造の「薬医門」や、板塀が各所に配置されており、主屋の側面には防火を兼ねた漆喰塗りの袖蔵が接続しています。足元に目を移せば、地元産の真壁石(花崗岩)を用いた大正期以降の石蔵の武骨な石肌や、建物の基礎を支える切り石の段差が直立しています。

基本情報

住所 〒300-4408茨城県桜川市真壁町真壁
アクセス JR水戸線岩瀬駅 ⇒ 桜川市バス筑波山口行(約20分) ⇒ 下宿下車 ⇒ 徒歩(約5分)
公式サイト https://www.city.sakuragawa.lg.jp/education/bunkazai/city_bunkazai/kuni_bunkazai/page003423.html