桐生市桐生新町

  • 群馬県桐生市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 製織町
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桐生市桐生新町は、「西の西陣、東の桐生」と称された一大織物在郷町の中心であり、江戸期の木造町家から明治・大正・昭和初期の近代建築まで、織物業の発展とともに変遷した様々な時代の建物が約1.2キロメートルにわたって連続する、織物の都の記憶を宿した本町通りとその周辺エリアです。 伝統的な格子戸や虫籠窓…

桐生市桐生新町は、「西の西陣、東の桐生」と称された一大織物在郷町の中心であり、江戸期の木造町家から明治・大正・昭和初期の近代建築まで、織物業の発展とともに変遷した様々な時代の建物が約1.2キロメートルにわたって連続する、織物の都の記憶を宿した本町通りとその周辺エリアです。

伝統的な格子戸や虫籠窓を備えた瓦屋根の商家が並ぶすぐ傍らに、大正期に建てられた洋風の「旧桐生織物物産金物店」などのモダンな近代建築が堂々と構えられています。主屋の奥へと視線を移せば、漆喰塗りの重厚な「蔵」や、織機を効率的に動かすための北窓を配した、のこぎりの刃のような形をした特徴的な「鋸屋根の工場」のシルエットが幾重にも重なり、織物産業がもたらした強大な経済力を明確に示しています。

本町通りから一本脇の路地へ入ると、織物職人たちが往来した古い土壁や煉瓦造りの構造物が随所に顔を覗かせ、かつて一帯に鳴り響いた織機の規則正しい音が今にも聞こえてくるような錯覚を覚えます。夕暮れ時の街頭に灯りがともると、漆喰の白壁や黒塗りの板塀、そして煉瓦の赤みが深い陰影を描き出し、通りに面した商家の古いガラス窓を鈍く反転させています。

基本情報

住所 〒376-0031群馬県桐生市本町
アクセス JR桐生駅 ⇒ 徒歩(約15分)
公式サイト https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/spot/denken/index.html