東御市海野宿
- 長野県東御市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 宿場・養蚕町
東御市海野宿は、1625年に北国街道の宿場町として開設され、江戸時代には佐渡の金の輸送や、北陸の諸大名の参勤交代で大いに賑わった歴史ある街並みです。明治期以降は、その広大な建物の構造を活かして高品質な「養蚕」の村へと見事に転換を遂げました。宿場町と養蚕集落という2つの異なる歴史が美しく融合した、唯…
東御市海野宿は、1625年に北国街道の宿場町として開設され、江戸時代には佐渡の金の輸送や、北陸の諸大名の参勤交代で大いに賑わった歴史ある街並みです。明治期以降は、その広大な建物の構造を活かして高品質な「養蚕」の村へと見事に転換を遂げました。宿場町と養蚕集落という2つの異なる歴史が美しく融合した、唯一無二の麗しき情緒が旅人を迎えてくれます。
魅力は、街道沿いに約650メートルにわたって整然と続く、重厚な伝統建築の景観です。江戸時代の面影を残す旅籠建築には、隣家との間に「うだつ」と呼ばれる立派な防火壁が設けられ、商人の意匠を凝らした美しい「海野格子」が気品を添えています。一方で、明治期の建物には、屋根の上に養蚕の保温と換気のために作られた「気抜き(煙出し)」の小さな屋根が載っており、日本の産業を支えた職人たちの確かな知恵と息吹を今に伝えています。通りの中央を流れる清らかな用水のせせらぎと、美しい石畳の道が、歩く人の心をじんわりと凪いでくれます。
周辺は、浅間連峰の壮大な山並みを望む絶好のロケーションであり、特産の東御市産ワインのワイナリー巡りや、湯量豊富な日帰り温泉をあわせて巡るのもおすすめです。
基本情報
| 住所 | 〒389-0518長野県東御市本海野 |
|---|---|
| アクセス | しなの鉄道しなの鉄道線田中駅又は大屋駅 ⇒ 徒歩(約20分) |
| 公式サイト | https://www.city.tomi.nagano.jp/category/bunkazai/130435.html |
