神戸市北野町山本通

  • 兵庫県神戸市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 港町
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神戸市北野町山本通は、明治から大正期にかけて建てられた「異人館」と呼ばれる多様な洋風住宅の木造建築が極めて高密度に集積する、国内でも唯一無二の国際色豊かな歴史地区です。 斜面に沿って東西に走る山本通や北野通り、そして南北を直線的に結ぶ細い坂道沿いには、漆喰塗りの外壁や木製の下見板張りを持つ、2階…

神戸市北野町山本通は、明治から大正期にかけて建てられた「異人館」と呼ばれる多様な洋風住宅の木造建築が極めて高密度に集積する、国内でも唯一無二の国際色豊かな歴史地区です。

斜面に沿って東西に走る山本通や北野通り、そして南北を直線的に結ぶ細い坂道沿いには、漆喰塗りの外壁や木製の下見板張りを持つ、2階建ての意匠を凝らした洋館が整然と配置されています。建物の外観を決定づけるのは、開放的なアーチを配した「ベランダ」や、外側に突き出た「ベイウィンドウ(張り出し窓)」、そして屋根から直立する「レンガ造りの煙突」の直線構造。各洋館の敷地は、道路に面した高い門扉や頑強な割石の擁壁の奥に、太い木柱で支えられた住居空間と、南の光を取り込むための端正な前庭が、傾斜地のひな壇状の区画に合わせて立体的に配置されています。

街路を構成する細い路地や坂道の境界には、花崗岩の自然石を精緻に積み上げた、強固な擁壁の石垣が連続して結合しています。使い込まれた木製窓枠の色彩やベランダの装飾、そして敷地を縁取る石垣の輪郭が、背後の豊かな山林の緑を背景に、港へと下る斜面地に沿って段階的な高さを保ちながら連続する、機能的かつ壮麗な居留空間を形成しています。

基本情報

住所 〒650-0003兵庫県神戸市中央区北野町・山本通
アクセス JR三ノ宮駅・阪急三宮駅・阪神神戸三宮駅 ⇒ 徒歩(約15分)
公式サイト https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkashisetsu/foreigner/sub5/index.html