倉敷市倉敷川畔
- 岡山県倉敷市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 商家町
倉敷市倉敷川畔は、瀬戸内海へとつながる倉敷川の水運を活用し、川の東西に広がる本町や東町などの商人町とともに形成された、白壁の木造町家と土蔵が密集する大規模な港湾商業都市の遺構です。
倉敷川の沿道には、物資の保管を担った「白壁目地塗り」の重厚な土蔵や、瓦を四角く並べて漆喰で継ぎ目を盛り上げた「なま…
倉敷市倉敷川畔は、瀬戸内海へとつながる倉敷川の水運を活用し、川の東西に広がる本町や東町などの商人町とともに形成された、白壁の木造町家と土蔵が密集する大規模な港湾商業都市の遺構です。
倉敷川の沿道には、物資の保管を担った「白壁目地塗り」の重厚な土蔵や、瓦を四角く並べて漆喰で継ぎ目を盛り上げた「なまこ壁」の主屋が整然と軒を連ねています。建物の外観を構成するのは、道路に面して並ぶ端正な「倉敷格子」や、2階部分に設けられた細い「虫籠窓」の直線構造。大店の敷地内には、表通りの店舗から奥の住居、そして川からの荷揚げに直結する強固な土蔵へと続く、縦長の宅地割を活かした通り土間が当時の配置のまま構築されています。
川の護岸に目を移せば、周辺の山々から切り出された花崗岩の石垣が約500メートルにわたって続き、かつて千石船から荷を移した「荷揚げ場(雁木)」の平らな石段が水面に向かって規則正しく切り込まれています。川沿いの並木の下には、日本の近代化を象徴する総煉瓦造りの「アイビースクエア(旧倉敷紡績所)」の赤壁が直立しており、濁りのない川水が、物資を運んだ木造の川舟の舟べりや、石橋の頑丈な基礎を絶え間なく洗い続けています。
基本情報
| 住所 | 〒710-0046岡山県倉敷市中央1-4-8 |
|---|---|
| アクセス | JR倉敷駅 ⇒ 徒歩(約15分) |
| 公式サイト | https://www.city.kurashiki.okayama.jp/culture/art/1007596/1007597/1011206/1007790/1007791.html |
