気多大社
- 石川県羽咋市
- 歴史・文化 | 神社 | 大社
石川県羽咋市の日本海を望む地に鎮座する気多大社(けたたいしゃ)は、能登国一之宮として、また「北陸道総鎮守」として古代から北陸地方の信仰の中核を担ってきました。御祭神には大国主神(大己貴命)を祀り、万葉の歌人・大伴家持が赴任の際に参拝した記録が残るなど、その由緒は1300年以上の歴史を誇ります。
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石川県羽咋市の日本海を望む地に鎮座する気多大社(けたたいしゃ)は、能登国一之宮として、また「北陸道総鎮守」として古代から北陸地方の信仰の中核を担ってきました。御祭神には大国主神(大己貴命)を祀り、万葉の歌人・大伴家持が赴任の際に参拝した記録が残るなど、その由緒は1300年以上の歴史を誇ります。
この神社の最大の特徴は、社殿の背後に広がる約3万平方メートルの広大な原生林「入らずの森」にあります。ここは、奥宮が鎮座する聖域として古来より厳格な禁足地とされており、一歩足を踏み入れれば数百年もの間、斧を入れず、人の手を排してきたタブノキやシイの巨木が鬱蒼と茂っています。現在も、例年12月に行われる「奥宮例祭(鵜祭)」の際に宮司が一人で入る以外は、一切の立ち入りを許さないという、日本でも極めて稀な「不可侵の森」の信仰が現代まで守り抜かれています。
建築面では、加賀藩主・前田家による手厚い庇護を受け、桃山から江戸時代にかけて再建された本殿や拝殿が国の重要文化財に指定されています。重厚な茅葺屋根や繊細な彫刻が、能登の厳しい自然と前田家の威信を今に伝えています。また、毎年12月に行われる「鵜祭(うまつり)」は、鵜が神前に放たれる様子で翌年の吉凶を占うという国の重要無形民俗文化財であり、古代の鳥占いの形式を今に留める貴重な神事です。日本海の潮騒と、禁足地の静寂が共鳴する、神秘と厳格さが同居した神域です。
基本情報
| 開催時間 | 【参拝、授与所・御朱印】 8:30~16:30 |
|---|---|
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒925-0003石川県羽咋市寺家町ク1-1 |
| アクセス | 羽咋駅から車で約10分 |
| 公式サイト | https://keta.jp/ |
