萩市堀内地区
- 山口県萩市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 武家町
萩市堀内地区は、萩城の三の丸にあたる広大な敷地の中に、藩の重臣たちの広大な武家屋敷が整然と配置された、最高格の武家地としての骨格を残す歴史地区です。
碁盤の目に区画された総門内の通りには、藩主の身辺を守る大身武士たちの権威を示す、白漆喰塗りの重厚な長屋門が連続して建ち並んでいます。通りの景観を構…
萩市堀内地区は、萩城の三の丸にあたる広大な敷地の中に、藩の重臣たちの広大な武家屋敷が整然と配置された、最高格の武家地としての骨格を残す歴史地区です。
碁盤の目に区画された総門内の通りには、藩主の身辺を守る大身武士たちの権威を示す、白漆喰塗りの重厚な長屋門が連続して建ち並んでいます。通りの景観を構成するのは、道路に面して直線的に続く低く頑強な「土塀」と、その上に美しく揃えられた生垣、そして瓦屋根の「平入り」の長屋の連なりです。特に、「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」に代表される大規模な建築物の周囲には、敵の視線を遮り、銃撃や防風を防ぐための堅牢な「漆喰塗りの壁」や、周辺から切り出された玄武岩の石垣が当時の寸法のまま配置されています。
武家地の敷地割のなかには、かつて藩士たちが兵糧や生活の糧として植えた夏みかんの木々が今も敷地内から枝を伸ばし、白壁や土塀の平坦な表面に対して鮮やかなコントラストを描き出しています。通りの足元に目を移せば、雨水を排水するために掘られた素朴な石組みの水路がまっすぐに伸びており、武骨な木造の門扉や黒塗りの板塀の根元を、乾いた土とともに規則正しく縁取っています。
基本情報
| 住所 | 〒758-0057山口県萩市大字堀内 |
|---|---|
| アクセス | ・萩循環まぁーるバス西回り萩城跡・指月公園入口北門屋敷入口下車 ⇒ 徒歩(約4分) ・小郡萩道路絵堂IC ⇒ 車(約30分) |
