建部大社

  • 滋賀県大津市
  • 歴史・文化 | 神社 | 大社
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滋賀県大津市に位置する建部大社は、近江国一之宮として古代より最高位の格式を誇り、日本神話の英雄である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を主祭神として祀っています。景行天皇の時代、日本武尊の神霊を建部郷に祀ったのが創祀と伝わり、まさに「建部(軍事組織)」の名が示す通り、武勇と国家守護の象徴として仰がれ…

滋賀県大津市に位置する建部大社は、近江国一之宮として古代より最高位の格式を誇り、日本神話の英雄である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を主祭神として祀っています。景行天皇の時代、日本武尊の神霊を建部郷に祀ったのが創祀と伝わり、まさに「建部(軍事組織)」の名が示す通り、武勇と国家守護の象徴として仰がれてきました。

この神社の歴史において、武家の時代の幕開けを象徴する重要なエピソードが、源頼朝との関わりです。平治の乱に敗れ、伊豆へ流される途中の若き頼朝は、当大社に立ち寄り、源氏再興の悲願を立てました。後にその願いを成就させた頼朝が、平家打倒の報告に再び参拝したという史実は、ここが「逆境からの再起」と「誓願成就」の地であることを物語っています。境内には、頼朝が祈願の際に腰を掛けたと伝わる「頼朝公腰掛石」が現存し、歴史の転換点を静かに伝えています。

建築面では、一之宮にふさわしい重厚な社殿が並びます。特に、日本武尊を祀る本殿と、その御妃を祀る権殿が並立する配置は、古代の格式を感じさせます。また、日本最古の地域通貨である「日本初の千円札」の図柄に当大社の本殿と日本武尊が採用された歴史もあり、国家的な尊崇の深さを象徴しています。瀬田川の畔にありながら、一歩境内に踏み入れば、武門の棟梁たちが求めた峻烈な意志と、悠久の歴史が織りなす静謐な空気に包まれます。

基本情報

開催時間 【参拝】 5:00~17:00 【授与所・御朱印】 8:00~17:00
開催日 なし
住所 〒520-2132滋賀県大津市神領1丁目16-1
アクセス ・京阪電車石山坂本線「唐橋前」駅から徒歩10分 ・JR「石山駅」2のりばから近江鉄道バス「建部大社前」下車すぐ ・JR・京阪石山駅 3のりばから帝産バス「建部大社前」下車すぐ
公式サイト https://takebetaisha.jp/