うきは市筑後吉井
- 福岡県うきは市
- 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 在郷町
市筑後吉井は、度重なる大火を乗り越え、幕末から大正期にかけて「吉井銀」と呼ばれた莫大な富を蓄積した商人たちが、競うように堅牢な漆喰塗りの建物を築き上げた、九州屈指の規模を誇る壮麗な商家町です。
豊後街道の面影を残す旧往還や、それに並行する南新町などの通りを進むと、そこには近代の喧騒から切り離され…
市筑後吉井は、度重なる大火を乗り越え、幕末から大正期にかけて「吉井銀」と呼ばれた莫大な富を蓄積した商人たちが、競うように堅牢な漆喰塗りの建物を築き上げた、九州屈指の規模を誇る壮麗な商家町です。
豊後街道の面影を残す旧往還や、それに並行する南新町などの通りを進むと、そこには近代の喧騒から切り離された、圧倒的な迫力を持つ商家の街並みがどこまでも続いています。通り沿いに隙間なく建ち並ぶのは、本瓦葺きの重厚な屋根と、外壁全体を白漆喰や黄色みがかった泥漆喰で厚く塗り込めた「居蔵造り(いぐらづくり)」と呼ばれる伝統的な町家の数々。家々の正面を決定づけているのは、2階部分に設けられた風情ある「虫籠窓(むしこまど)」や、重厚な格子戸の直線構造であり、大正期に建てられたアール・デコ調の洋館なども違和感なく溶け込み、独特のモダンな和洋折衷の景観を形作っています。
見どころは、地主や商人たちの豪壮な暮らしを今に伝える「居蔵の館」や、広大な敷地を持つ名家・町家群です。主屋の奥には、太い梁で支えられた通り土間が走り、その先には高価な財財や製品を収めた堅牢な土蔵が当時の狭長な宅地割のまま奥行き深く配置されています。
基本情報
| 住所 | 〒839-1306福岡県うきは市吉井町 |
|---|---|
| アクセス | JR筑後吉井駅 ⇒ 徒歩(約15分) |
| 公式サイト | https://www.city.ukiha.fukuoka.jp/kiji0035106/index.html |
