有田町有田内山

  • 佐賀県有田町
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 製磁町
写真
写真
写真
写真
有田町有田内山は、17世紀初頭に朝鮮人陶工の李参平らによって磁器の原料となる泉山磁石鉱が発見されて以来、日本初の国産磁器「有田焼」の産地として世界にその名を発信し続けてきた特別な「皿山」の町です。 谷沿いの緩やかな坂道に沿って広がる通りは、江戸時代から昭和初期にかけて建てられた多様な建築物が美し…

有田町有田内山は、17世紀初頭に朝鮮人陶工の李参平らによって磁器の原料となる泉山磁石鉱が発見されて以来、日本初の国産磁器「有田焼」の産地として世界にその名を発信し続けてきた特別な「皿山」の町です。

谷沿いの緩やかな坂道に沿って広がる通りは、江戸時代から昭和初期にかけて建てられた多様な建築物が美しく共存する、まるで生きた歴史ミュージアム。なまこ壁の町家や、大正・昭和期のモダンな洋風建築が建ち並び、日本の磁器産業を牽引してきた豪商や窯元たちの圧倒的な誇りと富の歴史が、重厚な漆喰壁や意匠を凝らした格子戸から強く伝わってきます。裏通りへ迷い込めば、有田ならではの独特な景観である「トンバイ塀」が連なります。これは、登り窯を築くために使われた耐火レンガ(トンバイ)の廃材を赤土で固めて作った塀であり、煙に燻されたレンガの深い風合いが、職人たちのひたむきな手仕事の記憶を今に語りかけてくれます。

町を象徴する「泉山磁石場」のダイナミックな採掘跡を見学した後は、今なお職人の技が息づく窯元を覗いたり、洗練された現代の器が並ぶギャラリーを巡るのが有田散策の醍醐味です。

基本情報

住所 〒844-0001佐賀県西松浦郡有田町内山地区
アクセス JR上有田駅 ⇒ 徒歩(約10分)
公式サイト https://www.town.arita.lg.jp/kiji0031932/index.html