長崎市東山手

  • 長崎県長崎市
  • 歴史・文化 | 重要伝統的建造物群保存地区 | 港町
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長崎市東山手は、日本の伝統的な街並みとは一線を画す、西洋の多様な建築様式が海へと続く急坂の地形に沿ってひしめき合うように現存する、異国情緒あふれるモダンな歴史地区です。 「オランダ坂」に代表される、周辺から切り出された石畳が優美に敷き詰められた坂道を歩くと、近代的な賑わいから切り離された、どこか…

長崎市東山手は、日本の伝統的な街並みとは一線を画す、西洋の多様な建築様式が海へと続く急坂の地形に沿ってひしめき合うように現存する、異国情緒あふれるモダンな歴史地区です。

「オランダ坂」に代表される、周辺から切り出された石畳が優美に敷き詰められた坂道を歩くと、近代的な賑わいから切り離された、どこか懐かしく端正な洋風の空間が目の前に広がります。通り沿いに建ち並ぶ「東山手十三番館」などの洋館群で目を引くのは、木製の下見板張りの外壁と、南国の強い日差しや雨を遮るために設けられた開放的な「ベランダ」の意匠。緑色や白色に彩られた木製の窓枠、屋根から直立するレンガ造りの煙突、そして港からの風を通す鎧戸など、当時の西洋人たちが暮らしの中に持ち込んだ洗練されたディテールが、道行く旅人の視線を楽しませてくれます。

見どころは、石畳の急坂を上るにつれて変化する、洋館の意匠と長崎港の青い海が一体となった立体的な景観です。各洋館の敷地を縁取る頑強な石垣や、領事館跡に今も残る重厚な門扉、そして明治期の学び舎の雰囲気を色濃く残す活水学院の建造物など、海を渡ってきた異国の人々がこの地で紡いだ華やかな生活の記憶が息づいています。

基本情報

住所 〒850-0911長崎県長崎市東山手町
アクセス 路面電車石橋駅 ⇒ 徒歩(約5分)
公式サイト https://www.city.nagasaki.lg.jp/page/1115.html