春日大社

  • 奈良県奈良市
  • 歴史・文化 | 神社 | 大社
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奈良市に鎮座する春日大社は、平城京遷都の際、国の安泰を願って鹿島(茨城県)から武甕槌命(たけみかづちのみこと)を迎え、神護景雲2年(768年)に社殿を造営したのが始まりです。藤原氏の氏神として絶大な権威を誇り、古都奈良の歴史を象徴する世界遺産の中心的な存在です。 最大の特徴は、背後にそびえる御蓋…

奈良市に鎮座する春日大社は、平城京遷都の際、国の安泰を願って鹿島(茨城県)から武甕槌命(たけみかづちのみこと)を迎え、神護景雲2年(768年)に社殿を造営したのが始まりです。藤原氏の氏神として絶大な権威を誇り、古都奈良の歴史を象徴する世界遺産の中心的な存在です。

最大の特徴は、背後にそびえる御蓋山(みかさやま)と春日山原生林を神体山とする、自然と一体化した祭祀形態にあります。平安時代に狩猟や伐採が禁止されて以来、千年以上守られてきた原生林の圧倒的な緑が、朱塗りの社殿を鮮やかに引き立てています。建築面では、国宝に指定されている四棟の本殿が並び立つ「春日造(かすがづくり)」が見どころです。また、境内の回廊に吊り下げられた約1,000基の釣燈籠と、参道に並ぶ約2,000基の石燈籠、計3,000基もの燈籠は、平安時代から現代に至るまで、身分を問わず多くの人々によって奉納された祈りの集積です。

神の使いとされる「鹿」との共生も、当大社ならではの光景です。武甕槌命が白い鹿に乗ってやってきたという伝説に基づき、鹿は「神鹿(しんろく)」として手厚く保護されてきました。20年に一度社殿を修復する「式年造替」という伝統が1,200年以上守り抜かれている点も、古代の技術と信仰を途切れさせることなく現代へ繋ぐ、当大社の底知れぬ歴史的重みを物語っています。

基本情報

開催時間 【参拝】 3~10月 6:30~17:30 11月~2月 7:00~17:00 【授与所・御朱印】 9:00?16:30
開催日 なし
住所 〒630-8212奈良県奈良市春日野町160
アクセス JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バス春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ
公式サイト https://www.kasugataisha.or.jp/