山形城(霞城、霞ヶ城)
- 山形県山形市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
山形城は、延文5年(1360年)に奥州探題の斯波兼頼が拠点を築いたことに始まり、のちに東軍の雄として名高い最上義光が慶長年間にかけて大規模な大改修を施した、57万石の最上藩の政治・軍事の中枢です。国内有数の敷地面積を誇る広大な「平城」であり、当時の東北地方における最大級の統治拠点として機能しました…
山形城は、延文5年(1360年)に奥州探題の斯波兼頼が拠点を築いたことに始まり、のちに東軍の雄として名高い最上義光が慶長年間にかけて大規模な大改修を施した、57万石の最上藩の政治・軍事の中枢です。国内有数の敷地面積を誇る広大な「平城」であり、当時の東北地方における最大級の統治拠点として機能しました。
特徴は、本丸・二ノ丸・三ノ丸を同心円状に配置した「輪郭式」と呼ばれる堅牢な縄張りにあります。特に義光が築いた総掘(三ノ丸割)は、山形の広大な城下町をも完全に内側に包み込む巨大な「総構え」を形成しており、領地全体の防衛を見据えた先進的な近代戦術の知恵を示しています。
平成以降、当時の文献や発掘調査のデータを基に本格的な復元事業が進められており、二ノ丸の正面を固めていた「東大手門」や、本丸を囲む水堀に架かる「本丸一文字門」などの重厚な建築群が当時の工法で次々とよみがえっています。城内を巡ることで、各所を防御する巨大な土塁(どるい)の構造や、敵を足止めするために屈折させた通路の配置などを直接観察できます。
基本情報
| 種別 | 平城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 延文2年(1357)、文禄元年(1592)、元和9年(1623) |
| 開催時間 | <屋外無料区域> 【4~10月】5:00~22:00 【11~3月】5:30~22:00 <二ノ丸東大手門 櫓> 【4月上旬〜11月上旬】9:30〜16:00(7~8月は~17:00) |
| 開催日 | <屋外無料区域> なし <二ノ丸東大手門 櫓> ・11月中旬~3月 |
| 住所 | 〒990-0826山形県山形市霞城町1-7 |
| アクセス | ・山形駅東口 ⇒ 徒歩(東大手門、約15分) ・山形駅西口 ⇒ 徒歩(南門、約10分) ・ベニちゃんバス ⇒ 霞城公園前下車 ⇒ 徒歩(東大手門、約5分) ・山形自動車道山形蔵王IC ⇒ 車(約20分) |
| 公式サイト | https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kurashi/koen/1006541/1006545/1015528.html |
