足利氏館(鑁阿寺)

  • 栃木県足利市
  • 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
写真
写真
写真
写真
鑁阿寺の境内となっている足利氏館は、鎌倉時代の建久7年(1196年)頃に、足利氏の祖である源姓足利氏2代の足利義兼が自らの居住地として築いた、中世武士の「方型居館(ほうけいきょかん)」の典型例とされる史跡です。のちに室町幕府を開く足利一族の発祥の地であり、関東平野における有力武士の拠点としての初期…

鑁阿寺の境内となっている足利氏館は、鎌倉時代の建久7年(1196年)頃に、足利氏の祖である源姓足利氏2代の足利義兼が自らの居住地として築いた、中世武士の「方型居館(ほうけいきょかん)」の典型例とされる史跡です。のちに室町幕府を開く足利一族の発祥の地であり、関東平野における有力武士の拠点としての初期の統治構造を今に伝える、極めて重要な歴史遺産です。

特徴は、近世の華麗な天守閣や巨大な石垣とは異なり、平安時代末期から鎌倉時代にかけての武士の住居である「武家方館」の典型的な四方形の構造をほぼ完全な形で留めている点です。敷地の周囲には、実戦的な防御機構として機能した幅の広い「水堀」と、土を盛り上げて築かれた強固な「土塁」が四方に巡らされており、中世初期の領主が備えていた高い防衛意識と土木技術の粋を直接観察することができます。

堀に架かる山門をくぐり一歩足を踏み入ると、義兼が館内に建立した持仏堂から発展した国宝の「本堂」をはじめ、室町幕府の将軍たちも寄進したとされる数々の歴史的建造物が並んでいます。

基本情報

種別 平城
起源・創始 平安時代末期~鎌倉時代初期
開催時間 <境内> 24時間 <本堂参拝> 9:00〜16:00
開催日 <境内> なし <本堂参拝> なし
住所 〒326-0803栃木県足利市家富町2220
アクセス ・JR両毛線足利駅 ⇒ 徒歩(約10分) ・東武鉄道東武伊勢崎線足利市駅 ⇒ 徒歩(約15分) ・北関東自動車道足利IC ⇒ 車(約10分)
公式サイト http://www.ashikaga-bannaji.org/index.html