松本城(深志城)
- 長野県松本市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
松本城は、戦国時代の永正元年(1504年)頃に築かれた深志城を前身とし、文禄2年(1593年)から慶長年間にかけて石川数正・康長父子によって天守が造営された、信濃国(現在の長野県)の政治・軍事の中枢です。江戸時代初期の大規模な天守群が当時の姿のまま現存する、国内でも極めて貴重な「現存十二天守」の一…
松本城は、戦国時代の永正元年(1504年)頃に築かれた深志城を前身とし、文禄2年(1593年)から慶長年間にかけて石川数正・康長父子によって天守が造営された、信濃国(現在の長野県)の政治・軍事の中枢です。江戸時代初期の大規模な天守群が当時の姿のまま現存する、国内でも極めて貴重な「現存十二天守」の一つです。
特徴は、平地に築かれた「平城」でありながら、五重六階の大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓という、建築年代の異なる5棟の建物を絶妙に連結させた壮麗な「連結複合式天守」の構造にあります。外観は壁面の上部を白漆喰、下部を黒塗りの下見板(木製の板)で覆った白と黒の鮮やかな対比が特徴で、この黒漆喰は豊臣秀吉の大坂城と同じ仕様であり、当時の政治的勢力図を色濃く反映しています。
敷地内を巡ると、広大な三重の水堀や、本丸の正面を守る「黒門」、実戦に備えて天守内に無数に配置された「矢狭間(やざま)」や「鉄砲狭間」、さらには敵の侵入を防ぐために45度から最大61度という驚異的な急勾配で設計された内部の階段など、徹底した実戦本位の設計を直接観察できます。
基本情報
| 種別 | 平城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 文禄2~3年(1593~94) |
| 開催時間 | <松本城公園> 24時間 <本丸庭園および天守閣> 【通常】8:30〜17:00(最終入場16:30) 【GW・夏季時間延長期間】8:00〜18:00(最終入場17:30) |
| 開催日 | <松本城公園> なし <本丸庭園および天守閣> 12/29〜12/31 |
| 住所 | 〒390-0873長野県松本市丸の内4-1 |
| アクセス | ・JR松本駅 ⇒ 徒歩(約20分) ・JR松本駅 ⇒ 徒歩(約4分) ⇒ 松本市コミュニティバス(約6分) ⇒ 松本城・市役所前下車すぐ ・長野自動車道松本IC ⇒ 車(約20分) |
| 公式サイト | https://www.matsumoto-castle.jp/ |
