春日山城(蜂ヶ峰城)
- 新潟県上越市
- 歴史・文化 | 城郭 | 100名城
春日山城は南北朝時代に築かれた砦を起源とし、戦国時代に「越後の虎」と恐れられた名将・上杉謙信が本格的な大改修を施して居城とした、日本屈指の規模を誇る最高峰の山城(要塞)です。
西国の近世城郭に見られる石垣や白漆喰の櫓を持たず、山の自然地形をそのまま削り出した「切岸」と、幾重にも張り巡らされた「空…
春日山城は南北朝時代に築かれた砦を起源とし、戦国時代に「越後の虎」と恐れられた名将・上杉謙信が本格的な大改修を施して居城とした、日本屈指の規模を誇る最高峰の山城(要塞)です。
西国の近世城郭に見られる石垣や白漆喰の櫓を持たず、山の自然地形をそのまま削り出した「切岸」と、幾重にも張り巡らされた「空堀」だけで防衛線を構築した、東日本を代表する「土の城」です。謙信の時代には、城下町までをも全長約1.2キロメートルに及ぶ広大な外郭(総構)で完全に囲い込んでおり、侵入した敵兵の横移動や直登を力強く拒む要塞としての圧倒的な土木規模を伝えています。
山肌の登城道を歩くと、斜面を階段状に削って配置された「千貫門跡」や、家臣たちの住居であった無数の「曲輪」の削平地が当時のスケールのまま遺されています。山頂近くには、謙信が毘沙門天を祀って籠もったとされる「毘沙門堂」が静かに佇んでおり、義を重んじた名将の精神文化と激動の歩みを感じることができます。最上部にある「本丸跡」の広場に立ち、眼下に広がる広大な高田平野や日本海の青い海原を一望すれば、乱世において天下ににらみを利かせた上杉軍団の威容と堅牢な縄張りの全貌を体感できます。
基本情報
| 種別 | 山城 |
|---|---|
| 起源・創始 | 正平年間(1346~70)頃、天正年間(1573~92) |
| 開催時間 | 24時間 |
| 開催日 | なし |
| 住所 | 〒943-0802新潟県上越市中屋敷 |
| アクセス | ・えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン春日山駅 ⇒ 頸城自動車バス春日山・佐内線(約4分) ⇒ 春日山荘下車 ⇒ 徒歩(約15分) ・北陸自動車道上越IC ⇒ 車(約15分) |
