油そば

  • 東京都武蔵野市、国立市
  • グルメ | 麺類 | ラーメン
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「油そば」は、スープのない潔いスタイルでありながら、麺そのものの旨味と調味料の組み合わせが織りなす奥深いジャンクな味わいが魅力の、東京を代表する至高のご当地麺です。 料理の骨組みを支えるのは、器の底に仕込まれた濃厚な醤油ダレと旨味の強い油、そして主役となる熱々の太麺です。職人は茹でたての自家製麺…

「油そば」は、スープのない潔いスタイルでありながら、麺そのものの旨味と調味料の組み合わせが織りなす奥深いジャンクな味わいが魅力の、東京を代表する至高のご当地麺です。

料理の骨組みを支えるのは、器の底に仕込まれた濃厚な醤油ダレと旨味の強い油、そして主役となる熱々の太麺です。職人は茹でたての自家製麺や極太のちぢれ麺を、しっかりと湯切りして器に盛り付けます。その上には、刻んだチャーシューやメンマ、ネギといったシンプルな具材が並びます。スープにコストがかからない分、麺の品質やタレの配合に徹底してこだわり、お店ごとに独自の工夫が凝らされているのが特徴です。

目の前に運ばれてくると、まずは熱い麺の湯気とともに、香ばしい醤油とラードの力強い匂いが一気に立ち上ります。食べる前に卓上の酢とラー油を回し入れ、器の底から麺とタレを豪快にかき混ぜれば、麺の熱で油と調味料が一体化して艶やかに輝きます。タレを纏った太麺を勢いよく啜れば、モチモチとした力強い歯ごたえとともに、小麦本来の甘みとタレの濃厚なコクが口いっぱいに広がります。

発祥

1950年代半ば、学生街として知られるこの地域で、「安くてボリュームがあり、手軽に食べられるものを」という店主の想いから考案されました。国立市の「三幸」、あるいは武蔵野市の「珍々亭」が発祥の地として有力視されています。