どぜう(どじょう)鍋

  • 東京都台東区(浅草、駒形)、江東区(高橋)
  • グルメ | 鍋・おでん
  • 旬:6~8月頃
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江戸時代から続く暖簾を守り、下町の情緒を今に伝える「どぜう鍋」は、当時から庶民のスタミナ食として爆発的な人気を博し、浅草などの老舗で今も愛され続けている、驚くほど骨まで柔らかいどじょうの食感と、濃厚な甘辛いタレの味わいが魅力の、東京を代表する最古参の郷土料理です。 平たい丸い浅鉄板(鍋)にどじょ…

江戸時代から続く暖簾を守り、下町の情緒を今に伝える「どぜう鍋」は、当時から庶民のスタミナ食として爆発的な人気を博し、浅草などの老舗で今も愛され続けている、驚くほど骨まで柔らかいどじょうの食感と、濃厚な甘辛いタレの味わいが魅力の、東京を代表する最古参の郷土料理です。

平たい丸い浅鉄板(鍋)にどじょうを隙間なく並べ、炭火の強い熱で一気に煮上げる豪快な調理法が特徴です。生きたどじょうにまずお酒をたっぷりと注いで大人しくさせ、江戸甘味噌などでじっくりと下煮を施します。これにより泥臭さは完全に消え去り、骨まで驚くほど柔らかく仕上がります。これをすっきりとキレのある醤油ベースの甘辛い秘伝のタレとともに鍋に並べ、炭火の五徳の上でグツグツと煮立たせていきます。

目の前の鉄板からグツグツと小気味よい音が響き、熱い湯気とともに焦げた醤油と出汁の香ばしい匂いが立ち上ると、一気に下町のノスタルジックな食欲が刺激されます。その上へ、器に山盛りにされた刻みネギをこぼれんばかりにたっぷりと敷き詰め、ネギがしんなりとした頃合いが食べ頃です。

発祥

浅草・駒形にある1801年創業「駒形どぜう」が、浅草寺の門前でどじょうを煮て売り出したのが始まりです。