小田原かまぼこ
- 神奈川県小田原市
- グルメ | 魚介
お皿の上に美しく切り分けられ、上品な乳白色と鮮やかな薄紅色がまばゆいコントラストを描く「小田原かまぼこ」は、相模湾の豊かな恵みを凝縮した、小田原を代表する至高の名産品です。
一般的なかまぼことは一線を画す高級品として熱狂的に愛される理由は、大量生産の品では絶対に到達できない、職人の緻密な手仕事が…
お皿の上に美しく切り分けられ、上品な乳白色と鮮やかな薄紅色がまばゆいコントラストを描く「小田原かまぼこ」は、相模湾の豊かな恵みを凝縮した、小田原を代表する至高の名産品です。
一般的なかまぼことは一線を画す高級品として熱狂的に愛される理由は、大量生産の品では絶対に到達できない、職人の緻密な手仕事が仕込むプリプリとした弾力と噛むほどにあふれ出す魚本来の濃厚な旨味にあります。グチやオキギスといった白身魚の生魚を贅沢に使い、箱根山麓から湧き出る清らかな冷水で何度も丁寧に晒すからこそ、雑味が極限まで除かれ、魚の純粋な美味しさだけが1本の板の上にダイレクトに凝縮されます。
職人が一本ずつ手作業で板へ扇形に盛り付け、絶妙な温度で蒸し上げて仕上げたかまぼこは、表面に艶やかな光沢を放ち、獲れたての命を宿したかのような気品があります。
お好みの厚さに切り分け、まずは何もつけずにそのまま口へ運べば、歯を押し返すような心地よい弾力と、しなやかでキレのある極上の歯ごたえに驚かされます。そして噛み締めた瞬間、瑞々しい身の内側から、魚の上品な甘みと芳醇な磯の香りが一あふれ出し、口いっぱいに広がります。
発祥
1780年代頃、小田原は東海道五十三次の宿場町として、多くの旅人が行き交う交通の要所でした。目の前の相模湾で獲れるオキギスやグチなどの白身魚を、保存が利き、かつ栄養価の高い「かまぼこ」に加工。
