九条ねぎ

  • 京都府京都市南区九条
  • グルメ | 野菜・豆腐
  • 旬:12~2月頃
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京都の南部に位置する九条地域を発祥の地とし、約1300年前の平安時代から脈々と栽培が続けられてきた、京野菜の代表格にして最高峰の青ネギが「九条ねぎ」です。他の地域で栽培されるネギとは一線を画す圧倒的な長さと、葉の内部に蓄えられた独特の成分が特徴です。 この野菜は、京都特有の底冷えが厳しい冬の寒さ…

京都の南部に位置する九条地域を発祥の地とし、約1300年前の平安時代から脈々と栽培が続けられてきた、京野菜の代表格にして最高峰の青ネギが「九条ねぎ」です。他の地域で栽培されるネギとは一線を画す圧倒的な長さと、葉の内部に蓄えられた独特の成分が特徴です。

この野菜は、京都特有の底冷えが厳しい冬の寒さを迎えることで、甘みと旨味が格段に増していくという性質を持っています。初秋から冬にかけて成長した長い緑の葉の内側には、驚くほど濃厚で透明な「ぬめり」がたっぷりと蓄えられます。このぬめりこそが九条ねぎの甘みの核心であり、加熱することによって、一般的なネギのようなツンとした辛みが消え、とろけるような極上の甘みへと変化します。

細かく刻まれて、熱々のうどんやスープの上にたっぷりと盛り付けられると、熱によって引き出されたネギ特有の清々しい香りと、大地の豊かな薫りが一気に広がります。お箸でスープと絡めながら口へと運ぶと、シャキシャキとした心地よい歯ごたえのあと、お口の中で葉がしんなりと柔らかく解けていきます。噛むほどに、緑の葉の奥から濃厚なぬめりと上品な甘みがジュワッと溢れ出し、お出汁のまろやかな塩気と綺麗に重なり合います。