茶がゆ
- 奈良県奈良市
- グルメ | ご飯もの | おかゆ
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広大な盆地を囲む大和の山々で古くから栽培されてきた「大和茶」を使い、豊かな地下水とともにサラリと炊き上げて仕上げる、奈良の暮らしの知恵が詰まった伝統的な日常食が「茶がゆ」です。
料理は、大きな鍋にたっぷりのお水を沸かし、ほうじ茶の茶葉を入れた茶袋を沈めて、濃く鮮やかな琥珀色の茶汁を作ることから始…
広大な盆地を囲む大和の山々で古くから栽培されてきた「大和茶」を使い、豊かな地下水とともにサラリと炊き上げて仕上げる、奈良の暮らしの知恵が詰まった伝統的な日常食が「茶がゆ」です。
料理は、大きな鍋にたっぷりのお水を沸かし、ほうじ茶の茶葉を入れた茶袋を沈めて、濃く鮮やかな琥珀色の茶汁を作ることから始まります。そこへ、粘り気を出さないようあらかじめ軽く洗って水気を切ったお米を一度に投入し、強火で一気に炊き上げます。一般的な白粥のように時間をかけて煮込まず、お米の芯が取れた瞬間に火を止めることで、お米の粒がしっかりと立ち、汁気がサラサラとした独特の質感に仕上がります。
湯気が立ち上るお椀が目の前に運ばれてくると、ほうじ茶特有の香ばしく焙煎された匂いと、お米の優しい薫りが一気に広がります。木匙ですくい取って汁と一緒にお口へと運ぶと、熱々の心地よい温もりのあと、サラサラとした軽快な喉越しとともに、粒の立ったお米の心地よい歯ごたえが伝わります。口の中に広がるのは、ほうじ茶のすっきりとした渋みと、お米本来の素朴な甘みです。お茶の香ばしさが後味を非常に爽やかに締めくくります。
発祥
平安時代の東大寺の伝統行事「お水取り」で、厳しい修行を行う僧侶たちが食べられていたものが、やがて庶民の間にも広がっていったとされています。
