しらす丼

  • 和歌山県湯浅町、和歌山市加太
  • グルメ | ご飯もの | 丼・重箱
  • 旬:3~5月頃、9〜11月頃
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黒潮が流れる豊かな紀伊水道に面し、全国有数のシラスの漁場として知られる和歌山沿岸において、水揚げされたばかりの新鮮な海の恵みを豪快に仕立てる、紀州の夏の風物詩とも言える爽快な海岸料理が「しらす丼」です。 料理は、漁獲後すぐに港近くの加工場で職人が絶妙な塩加減で一気に茹で上げる、ふっくらとした「釜…

黒潮が流れる豊かな紀伊水道に面し、全国有数のシラスの漁場として知られる和歌山沿岸において、水揚げされたばかりの新鮮な海の恵みを豪快に仕立てる、紀州の夏の風物詩とも言える爽快な海岸料理が「しらす丼」です。

料理は、漁獲後すぐに港近くの加工場で職人が絶妙な塩加減で一気に茹で上げる、ふっくらとした「釜揚げしらす」を主役に据えて作られます。炊きたての白米の上に、真っ白なシラスをこんもりと敷き詰め、地元和歌山が誇る伝統の湯浅醤油や、名産の「紀州南高梅」、爽やかな風味の湯浅のネギ、大葉などを合わせて彩りを添えます。素材の水分と塩気が絶妙に調和し、潮の香りをそのまま閉じ込めた丼が完成します。

お椀が目の前に届き、お醤油を回しかけると、香ばしいお醤油の匂いと、茹で立てのシラス特有の磯の清々しい薫りが湯気とともに一気に広がります。お箸でご飯ごと大きくすくい取って口へと運ぶと、シラスの1粒ずつが持つふんわりとした柔らかな質感がお口いっぱいに広がり、ご飯の温もりと優しく馴染んでいきます。噛むほどに、シラスの内側から溢れる濃厚な海の旨味が、南高梅のシャープな酸味や醤油のコクと綺麗に重なり合います。