南河内産いちじく

  • 大阪府南河内地域
  • グルメ | デザート・菓子・餅
  • 旬:7~10月頃
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生駒・金剛山地の豊かな山麓に抱かれ、穏やかな気候と水はけの良い丘陵地帯が広がる大阪府南河内地域(羽曳野市や河南町など)において、夏の終わりから秋にかけて収穫される、府内随一の生産量を誇るブランド果実が「南河内産いちじく」です。 国内で広く流通している「桝井ドーフィン」という品種を主軸に、樹の上で…

生駒・金剛山地の豊かな山麓に抱かれ、穏やかな気候と水はけの良い丘陵地帯が広がる大阪府南河内地域(羽曳野市や河南町など)において、夏の終わりから秋にかけて収穫される、府内随一の生産量を誇るブランド果実が「南河内産いちじく」です。

国内で広く流通している「桝井ドーフィン」という品種を主軸に、樹の上で限界まで熟度を高めてから収穫される点に美味しさの秘密があります。南河内の生産者は、果皮が鮮やかな赤紫色に染まり、お尻の部分が十字にぽつりと割れ始める瞬間の「完熟」を狙って作業を行います。果肉に十分な養分と水分が行き渡ることで、独特の青臭さが消え去り、驚くほど濃厚な天然の甘みと、中心部にとろりとした蜜のようなシロップを蓄えた極上の質感が完成します。

果皮を優しく剥いて大ぶりの一玉をお皿に盛り付けると、もぎたてならではのフルーティーでどこか甘く、上品な優しい薫りが周囲にふんわりと漂います。そのまま一口かじり取ると、外側の白い果肉がベルベットのように柔らかく解け、中心部の赤い粒々がプチプチとした小気味よい音を立てて弾けます。果汁が口いっぱいに広がるなか、溢れ出す濃厚な甘みが、イチジク特有のわずかな酸味によって品よく引き締まります。