砂丘らっきょう

  • 鳥取県鳥取市、東伯郡
  • グルメ | 野菜・豆腐
  • 旬:5~6月頃
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鳥取平野の北側に広がる広大な鳥取砂丘の西側、福部町周辺の砂地で栽培されている「砂丘らっきょう」は、初夏に収穫の最盛期を迎える鳥取県を代表するブランド野菜です。 食材の際立った品質は、サラサラとした水はけの良い砂丘地特有の土壌と、日本海から吹き付ける厳しい寒風の環境にあります。保水力のない砂地だか…

鳥取平野の北側に広がる広大な鳥取砂丘の西側、福部町周辺の砂地で栽培されている「砂丘らっきょう」は、初夏に収穫の最盛期を迎える鳥取県を代表するブランド野菜です。

食材の際立った品質は、サラサラとした水はけの良い砂丘地特有の土壌と、日本海から吹き付ける厳しい寒風の環境にあります。保水力のない砂地だからこそ、根が地中深くへと力強く伸び、一玉一玉の繊維が驚くほど細かく、緻密に引き締まります。また、冬の豪雪による厳しい寒さに耐えることで、独自の小気味よい硬さと、みずみずしい水分が内部にしっかりと蓄えられます。

甘酢漬けにされた一玉をお皿に盛り付けると、お酢の爽やかな匂いとともに、らっきょう本来のクリーンで力強い大地の薫りが漂います。ひと口噛み締めれば、パキッと小気味よい音が響くほどの圧倒的なシャキシャキ感が伝わり、繊維の隙間から甘酢の酸味とらっきょうの瑞々しい果汁が溢れ出します。特有の辛みが抑えられた上品な糖度があり、噛むほどに爽快な香りが鼻腔を抜けていきます。お酢の清涼感が後味を驚くほどすっきりと整え、心地よい余韻を残します。

発祥

1800年代初頭に、鳥取藩士が参勤交代の折に東京から持ち帰った種らっきょうを、自邸の家庭菜園で植えたのが始まりと言われています。