デミかつ丼
- 岡山県岡山市
- グルメ | ご飯もの | 丼・重箱
岡山駅前から広がる市街地の老舗食堂や専門店で、昭和の初めから圧倒的な人気を誇る元祖のご当地どんぶりが「デミかつ丼」です。岡山において「かつ丼」といえば、揚げたてのトンカツの上から濃厚なデミグラスソースをたっぷりと回しかけた、この一皿を指すほどの定番メニューです。
テーブルに運ばれてくると、お醤油…
岡山駅前から広がる市街地の老舗食堂や専門店で、昭和の初めから圧倒的な人気を誇る元祖のご当地どんぶりが「デミかつ丼」です。岡山において「かつ丼」といえば、揚げたてのトンカツの上から濃厚なデミグラスソースをたっぷりと回しかけた、この一皿を指すほどの定番メニューです。
テーブルに運ばれてくると、お醤油ベースの和風出汁とは異なる、洋食店のような香ばしく甘酸っぱい匂いが湯気とともに立ち上ります。味の決め手となるソースは、お店ごとに何十年と受け継がれてきた秘伝のレシピで作られます。牛すじや野菜を何日も煮込んだ本格的な洋風デミグラスソースをベースに、地元の醤油や和風の割下を隠し味に加えることで、洋風のコクがありながらも白ご飯に驚くほど合う、少し甘めで濃厚な独自の味わいが生み出されます。
カツを一切れ口に運ぶと、ソースを吸ってしっとりとした衣の食感の奥から、ジューシーな豚肉の旨味が溢れ出します。カツの下に敷かれたキャベツのシャキシャキとした瑞々しさが、濃厚なソースの味を引き締め、ご飯とのバランスを絶妙に整えてくれます。スプーンや箸を動かす手が止まらなくなるほど、どこか懐かしく力強い味わいです。
発祥
1931年創業の「味司 野村」の初代店主が、東京の帝国ホテルでドミグラスソースの作り方を学び、試行錯誤し、提供を始めたのが始まりと言われています。
