べえすけ鍋

  • 香川県高松市
  • グルメ | 鍋・おでん
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香川の方言で、体長が数十センチメートル、太さが大人の腕ほどもある「巨大なマアナゴ」を「べえすけ」と呼び、この特大の穴子をぶつ切りにしてお野菜とともに煮込む「べえすけ鍋」は、讃岐の冬の底力を存分に堪能できる至高の漁師風グルメです。 このお鍋に使用される大穴子は、通常の穴子とは比較にならないほど肉厚…

香川の方言で、体長が数十センチメートル、太さが大人の腕ほどもある「巨大なマアナゴ」を「べえすけ」と呼び、この特大の穴子をぶつ切りにしてお野菜とともに煮込む「べえすけ鍋」は、讃岐の冬の底力を存分に堪能できる至高の漁師風グルメです。

このお鍋に使用される大穴子は、通常の穴子とは比較にならないほど肉厚で、脂が極限まで乗っているのが特徴です。職人が丁寧に骨切りをしたべえすけを主役に、白菜やネギ、豆腐、そして椎茸といった具材を鍋へ美しく敷き詰めます。ベースとなるのは、穴子の骨を香ばしく焼き上げてからじっくりと取った特製の出汁で、醤油ベースの深みのあるスープが、素材の旨味を余すことなく包み込みます。

ひと口噛み締めるごとに、分厚い身のフワフワとしたとろけるような柔らかさに驚かされ、中から凝縮された上品なコクがジュワッと溢れ出してきます。お出汁のキリッとした塩気が、べえすけの濃厚な甘みを際立たせ、スープを吸ったお野菜のシャキシャキとした食感が完璧な調和を演出します。締めとして、旨味が完全に溶け出したお汁に讃岐うどんを投入すれば、最後の一滴まで海の恵みを堪能できます。

発祥

1866年に「天勝」の創業者が、瀬戸内海で獲れる規格外に大きな穴子に着目し、独自の調理法で提供し始めたのが始まりと言われています。