高菜めし
- 熊本県阿蘇市
- グルメ | ご飯もの | 炊込み・蒸し・焼き飯
熊本の「高菜めし」は、阿蘇地方の寒冷な気候と豊かな火山灰土壌で育まれた「阿蘇高菜」の漬物を贅沢に使い、素朴ながらも力強い味わいで人々の胃袋を満たしてきた、火の国を代表する郷土料理です。
高菜は、春先に一本ずつ手作業で収穫されて乳酸発酵させた古漬けであり、特有のピリッとした爽快な辛みと、程よい酸味…
熊本の「高菜めし」は、阿蘇地方の寒冷な気候と豊かな火山灰土壌で育まれた「阿蘇高菜」の漬物を贅沢に使い、素朴ながらも力強い味わいで人々の胃袋を満たしてきた、火の国を代表する郷土料理です。
高菜は、春先に一本ずつ手作業で収穫されて乳酸発酵させた古漬けであり、特有のピリッとした爽快な辛みと、程よい酸味を持っているのが特徴です。調理の際は、この高菜を細かく刻んで水気を絞り、風味豊かなごま油で手早く炒めて香ばしさを引き出した後、炊きたての熱々な白ご飯にムラなく豪快に混ぜ合わせ、仕上げに鮮やかな黄色の錦糸卵や刻み海苔を天盛りに添えて完成させます。
出来立てをお箸で一口運べば、ごま油の芳醇な香りと、高菜のシャキシャキとした非常に小気味よい歯ごたえが心地よく弾けます。噛み締めるたびに、お米の甘みと高菜の絶妙な塩気が完全に一体となり、乳酸発酵がもたらす奥深いコクが口いっぱいに広がります。上に乗った錦糸卵の優しい甘みが全体の味わいをまろやかに包み込み、最後の一口までお箸が止まらない美味しさを生み出します。熊本名物の「だご汁」や馬刺し、ラーメンなどと一緒に味わえば、その相性の良さはさらに際立ちます。
発祥
昭和30年代に「あそ路」の創業者が、もともと阿蘇地方の家庭料理を、お店のメニューとして提供したのが始まりと言われています。
