馬すじ煮込み

  • 福島県会津若松市
  • グルメ | 肉
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会津地方において、長年にわたり独自の食文化として愛され続けている伝統の逸品が「馬すじ煮込み」です。幕末の歴史や酷寒の冬を乗り越えるための知恵として馬肉食が定着した会津では、刺身として親しまれる馬肉の旨味を余すことなく活用する工夫が重ねられてきました。手間暇かけて煮込まれた「驚きの柔らかさ」と「馬肉…

会津地方において、長年にわたり独自の食文化として愛され続けている伝統の逸品が「馬すじ煮込み」です。幕末の歴史や酷寒の冬を乗り越えるための知恵として馬肉食が定着した会津では、刺身として親しまれる馬肉の旨味を余すことなく活用する工夫が重ねられてきました。手間暇かけて煮込まれた「驚きの柔らかさ」と「馬肉ならではの豊かなコク」が魅力です。

特徴は、コラーゲンを豊富に含む馬すじ肉を、時間をかけてじっくりと下茹でし、丁寧に灰汁を除く職人の「下ごしらえの技術」にあります。特製の醤油や地酒、地元特産の生姜やニンニクを効かせた出汁に、大根やこんにゃくなどの具材を合わせ、弱火で何時間もじっくりと煮込みます。この丁寧な手仕事により、引き締まった筋肉質のすじ肉に味がしっかりと染み込み、とろけるような柔らかさへと劇的に変化します。

一口を口に運ぶと、まずは生姜や出汁の芳醇な香りが鼻腔を抜けます。直後、じっくりと煮込まれた馬すじ肉が「ほろり」と解け、噛むほどに甘辛いタレと馬肉本来の濃厚な旨味が広がります。牛すじと比べて脂っぽさが少なく、すっきりとした後味でありながらも深いコクがあり、ご飯のお供やお酒の肴として抜群の相性を誇ります。