札幌味噌ラーメン

  • 北海道札幌市
  • グルメ | 麺類 | ラーメン
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凍てつくような冬の夜、暖簾をくぐった瞬間に立ち込める湯気と芳醇な味噌の香りが、旅人の心とお腹を瞬時に満たしてくれる。戦後の屋台カルチャーから独自の進化を遂げ、いまや日本を代表する麺文化として不動の地位を確立しているのが「札幌味噌ラーメン」です。 醍醐味は、中華鍋を使い強火で一気に仕上げる「躍動感…

凍てつくような冬の夜、暖簾をくぐった瞬間に立ち込める湯気と芳醇な味噌の香りが、旅人の心とお腹を瞬時に満たしてくれる。戦後の屋台カルチャーから独自の進化を遂げ、いまや日本を代表する麺文化として不動の地位を確立しているのが「札幌味噌ラーメン」です。

醍醐味は、中華鍋を使い強火で一気に仕上げる「躍動感あふれる調理法」にあります。すりおろしたニンニクや生姜とともに、豚肉やたっぷりのモヤシ、玉ねぎを豪快に炒め、そこに豚骨や鶏ガラから丁寧に引いた出汁と特製味噌ダレを注ぎ込んでスープを融合させます。これにより、野菜の自然な甘みと香ばしさがスープに溶け込み、重層的でパンチのある奥深いコクが生まれます。

さらに、スープの表面を薄く覆う「熱々のラード」が蓋の役割を果たし、氷点下の屋外から訪れた客が最後の一滴までフーフーと息を吹きかけながら熱いまま楽しめるよう、北国ならではの優しい工夫が施されています。この濃厚なスープをしっかりと受け止めるのが、熟成させた「黄色い中太ちぢれ麺」。プリプリとした力強いコシと独特の歯ごたえがあり、縮れた麺の隙間にスープがこれでもかと絡みつきます。

発祥

1955年に、札幌市にある「味の三平」の創業者によって、味噌をラーメンのスープに使うという斬新な発想から生まれました。