りんご
- 青森県全域(特に弘前市)
- グルメ | デザート・菓子・餅
- 旬:8~11月頃
生産量日本一を誇り、名実ともに国の王座に君臨する不動の特産品が「青森のりんご」です。津軽平野を中心とする広大な果樹園で、岩木山からの清らかな水と、昼夜の激しい寒暖差という北国特有の気候を活かして育まれる一玉は、世界中から最高峰の評価を受けるほどの卓越した品質と、美しく鮮やかな輝きを放ちます。
そ…
生産量日本一を誇り、名実ともに国の王座に君臨する不動の特産品が「青森のりんご」です。津軽平野を中心とする広大な果樹園で、岩木山からの清らかな水と、昼夜の激しい寒暖差という北国特有の気候を活かして育まれる一玉は、世界中から最高峰の評価を受けるほどの卓越した品質と、美しく鮮やかな輝きを放ちます。
その傑出した美味しさの秘密は、職人たちの手によって一年中途切れることなく注がれる、並々ならぬ手間にあります。厳しい冬の剪定から始まり、春の授粉、そして夏から秋にかけて実の周りの葉を一枚一枚摘み取る「葉摘み」や、太陽の光を均一に当てるために実を優しく回す「着色回し」など、驚くほどの緻密な手作業がその完璧な姿を作り出します。
代表格である「ふじ」を筆頭に、王林、つがる、シナノゴールドなど多彩な品種が揃い、秋から冬にかけて収穫の最盛期を迎えます。シャキッとした心地よい歯ごたえとともに、お口いっぱいに広がるのは、溢れんばかりのみずみずしい果汁。豊かなコクを持つ濃厚な甘みと、全体を引き締める爽やかな酸味が絶妙な黄金比で調和し、食べた後まで心地よい芳醇な余韻が続きます。近年では、あえて葉を摘まずに自然のまま糖度を蓄えさせた「葉とらずりんご」も、その際立つ甘さで高い人気を集めています。
発祥
明治政府の殖産興業政策の一環として、1875年に内務省勧業寮から青森県庁に配布された3本のりんごの苗木が、県庁の敷地内に植えられたことから始まり。明治維新によって職を失った武士たちの就業対策として、りんご栽培が奨励されました。
