せり鍋

  • 宮城県名取市、仙台市
  • グルメ | 鍋・おでん
  • 旬:11〜2月頃
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杜の都の冬に欠かせない風物詩として、全国の食通たちを惹きつけてやまないご当地鍋、「宮城のせり鍋」。主に名取市などの豊かな水田地帯で栽培される伝統野菜「仙台せり」を主役に据え、仙台駅周辺の賑やかな居酒屋から郷土料理店にいたるまで、寒風吹きすさぶ季節の街を温かな活気で彩っています。 この鍋の醍醐味は…

杜の都の冬に欠かせない風物詩として、全国の食通たちを惹きつけてやまないご当地鍋、「宮城のせり鍋」。主に名取市などの豊かな水田地帯で栽培される伝統野菜「仙台せり」を主役に据え、仙台駅周辺の賑やかな居酒屋から郷土料理店にいたるまで、寒風吹きすさぶ季節の街を温かな活気で彩っています。

この鍋の醍醐味は、一般的には脇役とされがちなせりの「葉・茎・根」を、余すことなく主役として豪快に味わい尽くす点にあります。特に、冷たい水田の中で太くたくましく育った「根っこ」は、職人が泥を一本ずつ手作業で驚くほど真っ白に洗い上げた一級品。鴨肉や鶏肉の旨味がしっかりと溶け込んだ醤油ベースの出汁に、まずは根っこを潜らせて口へ運べば、ザクザク、シャキシャキとした力強い歯ごたえとともに、大地の生命力を感じさせる力強い滋味が広がります。

続いて瑞々しい葉と茎をサッと出汁に通せば、熱が加わることで鮮やかな緑色が引き立ち、お口の中に爽やかな香気と上品なほろ苦さが一気に弾けます。お肉の濃厚な脂のコクと、せりの清涼感が見事な黄金比で調和し、お箸が止まらない至福の味のグラデーションを堪能できます。

発祥

宮城のせり栽培は古くから行われていました。せり鍋は、2004年頃に仙台市内の居酒屋「佗び助」や「いな穂」が中心となり、宮城県名取市の仙台せりの美味しさを最大限に活かす食べ方を追求して考案し、提供を開始しました。