三角あぶら揚げ
- 宮城県仙台市
- グルメ | 野菜・豆腐
定義如来の門前町で、参拝客や旅人の熱い視線を集める名物、「宮城の三角あぶら揚げ」。一般的な薄い油揚げのイメージを完全に覆す、圧倒的な大きさと厚みを誇るこの一品は、連日お店の前に長い行列ができるほど、山あいの静かな門前町を活気で満たしています。
この油揚げを唯一無二の存在にしているのは、手にするだ…
定義如来の門前町で、参拝客や旅人の熱い視線を集める名物、「宮城の三角あぶら揚げ」。一般的な薄い油揚げのイメージを完全に覆す、圧倒的な大きさと厚みを誇るこの一品は、連日お店の前に長い行列ができるほど、山あいの静かな門前町を活気で満たしています。
この油揚げを唯一無二の存在にしているのは、手にするだけでずっしりと重みを感じる15センチ四方、厚さ3センチという豪快な三角形の佇まいです。大豆の旨味を極限まで凝縮した特製の豆腐を使い、職人が熟練の技で温度の異なる二つの油槽を使い分けながら、じっくりと時間をかけて二度揚げしていきます。これにより、外側の皮はキツネ色に美しく色づいてパリッと香ばしく、中は水分をたっぷりと含んだ豆腐の滑らかさを残した、見事な食感のコントラストが生まれます。
お店の前の賑わいに混ざり、揚げたて熱々の三角あぶら揚げにお箸でいくつか穴を開け、そこに醤油をたらし、七味唐辛子を振って豪快にかじりつくのが地元流の鉄則。お口に運べば、サクッとした軽快な歯ごたえとともに、中からジュワッと大豆のピュアな甘みとコクが溢れ出し、お腹も心も底から満たしてくれます。
発祥
1890年に、定義如来西方寺の門前町で創業した「定義とうふ店」が発祥。もともとは寺に納める精進料理用の豆腐・油揚げでしたが、丸い鍋で効率よく揚げるために三角形にし、参拝客に揚げたてを提供したところ、その美味しさが評判を呼び仙台名物となりました。
