岩牡蠣
- 山形県遊佐町、酒田市、鶴岡市
- グルメ | 魚介
- 旬:6〜8月頃
遊佐町・吹浦や、鶴岡市の鼠ヶ関などの沿岸部で、夏の短い時期にだけ水揚げされる海の至宝、「山形の岩牡蠣」。鳥海山に降り積もった豪雪が何十年もの歳月をかけて濾過され、冷たい伏流水となって日本海の海底から勢いよく湧き出すため、その極上の恵みをたっぷりと吸収して育つ天然の岩牡蠣は、驚くほどの大きさと濃厚さ…
遊佐町・吹浦や、鶴岡市の鼠ヶ関などの沿岸部で、夏の短い時期にだけ水揚げされる海の至宝、「山形の岩牡蠣」。鳥海山に降り積もった豪雪が何十年もの歳月をかけて濾過され、冷たい伏流水となって日本海の海底から勢いよく湧き出すため、その極上の恵みをたっぷりと吸収して育つ天然の岩牡蠣は、驚くほどの大きさと濃厚さを誇ります。
現地の道の駅や沿岸の鮮魚店に立ち寄ると、職人がその場で大きな殻をごりごりと力強く剥いて提供してくれます。殻いっぱいに現れる乳白色の身はふっくらと肉厚で、お箸で持ち上げるとずっしりとした重みが手に伝わります。レモンを軽く絞るか、何もつけずにそのまま口に滑り込ませれば、ツルリとしたなめらかな質感とともに、海の塩気とミルクのように濃厚な甘みが一気に弾けます。
一般的な冬の真牡蠣とは異なり、初夏からお盆頃にかけての産卵期を控えた夏の岩牡蠣は、旨味成分がこれ以上ないほど凝縮されており、噛み締めるたびに濃厚な磯の香りが鼻腔を通り抜けます。
夏の爽快な日本海を目の前に眺めながら、冷えた岩牡蠣のクリーミーなコクを喉越しとともに豪快に味わう時間は、山形の夏の旅でしか得られない特別な高揚感を与えてくれます。
