会津田楽
- 福島県会津若松市
- グルメ | その他
会津若松市の歴史ある街並みを歩き、囲炉裏の香ばしい煙が漂う老舗の暖簾をくぐると出会える伝統の郷土の味、「福島の会津田楽」。かつて城下町の貴重なタンパク源や冬の保存食として重宝され、今も現地の専門店や居酒屋で愛され続けています。
囲炉裏を囲む席につくと、職人が炭火の絶妙な火加減を操りながら、一本一…
会津若松市の歴史ある街並みを歩き、囲炉裏の香ばしい煙が漂う老舗の暖簾をくぐると出会える伝統の郷土の味、「福島の会津田楽」。かつて城下町の貴重なタンパク源や冬の保存食として重宝され、今も現地の専門店や居酒屋で愛され続けています。
囲炉裏を囲む席につくと、職人が炭火の絶妙な火加減を操りながら、一本一本丁寧に焼き上げる姿が目を愉しませてくれます。串に刺さる食材は、名産の身の引き締まった豆腐生麩、身欠きニシン、里芋、そして会津の郷土餅である「しんごろう」など多岐にわたり、それぞれに自家製の特製味噌がたっぷりと塗られています。
焼き上がった熱々の一本を手に取り口に運べば、炭火で少し焦げた味噌のカリッとした香ばしさに続き、甘辛いコクがド直球でお口の中に広がります。この味噌は、地元の会津味噌に砂糖やみりん、さらには山椒の若芽や柚子、エゴマを贅沢に練り込んだもので、清涼感のある香りが鼻腔を抜けていきます。
豆腐のふっくらとした質感や、ニシンの噛むほどに溢れる力強い旨味を濃厚な味噌のコクが包み込み、硬めに炊かれたご飯や会津の地酒を運ぶ手が止まらなくなります。
