南禅寺方丈庭園

なんぜんじほうじょうていえん
  • 京都府 | 京都市内
  • 観光地 | 自然・景勝 | 庭園
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南禅寺の本坊に位置する方丈庭園は、江戸時代初期の茶人であり、稀代の作庭家としても知られる小堀遠州の手によるものと伝えられています。広大な白砂の海が広がる枯山水庭園で、その独特な石の配置から「虎の子渡し」という愛称で古くから親しまれてきました。 見どころは、方丈の縁側に沿って左側に寄せられた力強い…

南禅寺の本坊に位置する方丈庭園は、江戸時代初期の茶人であり、稀代の作庭家としても知られる小堀遠州の手によるものと伝えられています。広大な白砂の海が広がる枯山水庭園で、その独特な石の配置から「虎の子渡し」という愛称で古くから親しまれてきました。

見どころは、方丈の縁側に沿って左側に寄せられた力強い石組みです。大きな石から小さな石へと流れるような配置は、母虎が子虎を連れて川を渡る姿を表現しているといわれ、静寂の中に物語性を感じさせてくれます。白砂の広大な空間は、一切の無駄を削ぎ落とした禅の精神を映し出しており、整然と描かれた砂紋が、まるで太陽の光を反射して輝く大海原のように見えます。

さらに、この庭園の素晴らしさを引き立てているのが、背景に広がる東山の「借景」です。生垣越しに望む山々の緑が庭園の一部として見事に組み込まれており、人工的な石組みと、雄大な自然が見事に融合した開放感あふれる景観を楽しめます。四季の移ろいも鮮やかで、春には瑞々しい新緑が、秋には鮮やかな紅葉が背後の山を彩り、庭園全体の表情をドラマチックに変えていきます。

基本情報

営業時間 【12~2月】8:40~16:30 【3~11月】8:40~17:00
定休日 年末(12/28~31)は拝観休止日
住所 〒606-8435
京都府京都市左京区南禅寺福地町
アクセス ・京都市地下鉄東西線蹴上駅 ⇒ 徒歩(約9分) ・京都駅 ⇒ 京都市営バス5系統(約36分) ⇒ 南禅寺・永観堂道前下車 ⇒ 徒歩(約9分)
関連サイト https://nanzenji.or.jp/equipment/garden

※情報が変わっている場合があるためご自身で事前に確認ください