旧津山藩別邸庭園(衆楽園)
きゅうつやまはんべっていていえん(しゅうらくえん)
- 岡山県 | 津山・美作
- 観光地 | 自然・景勝 | 庭園
「旧津山藩別邸庭園」は、江戸時代初期に津山藩主が京都の仙洞御所を模して造営した、中国の西湖を思わせる廻遊式庭園の最高峰です。広大な池泉を中心とした開放的な敷地利用と、周囲を取り巻く起伏ある山々を借景として取り込む洗練された配置計画が、時の藩主の文化的な雅を立体的に体現する先鋭的な水景表現を構築して…
「旧津山藩別邸庭園」は、江戸時代初期に津山藩主が京都の仙洞御所を模して造営した、中国の西湖を思わせる廻遊式庭園の最高峰です。広大な池泉を中心とした開放的な敷地利用と、周囲を取り巻く起伏ある山々を借景として取り込む洗練された配置計画が、時の藩主の文化的な雅を立体的に体現する先鋭的な水景表現を構築しています。
園内の動線に沿って池の周囲を巡ると、大小の島々を結ぶ石橋や水面へとせり出す重厚な景石の群れが目前に飛び込み、変化に富んだ美しい景観を放ちます。水路の要所において水流スピードをコントロールする土木的アプローチは、藩主が愛でた庭園のスケール感を拡張させながら鑑賞者の視線を自然景観へと引き込む高度な視覚統御装置として機能します。
迎賓空間の開口部からこの水辺の立体的な景観を見つめると、周囲の喧騒が綺麗に消え去り、古の作庭者たちが計算し尽くした厳格な視覚システムのその全貌が生々しく目の前で立ち上がります。背後の山容と手前の広大な池泉水面が一本の軸線で結ばれたこの構造的配置は、大名庭園が残した野趣に富んだ造園技術の骨格を生々しく体感させる特別な空間です。
基本情報
| 営業時間 | 【4~10月】7:00~20:00 【11~3月】7:00~18:00 |
|---|---|
| 定休日 | なし |
| 住所 | 〒708-0004 岡山県津山市山北628 |
| アクセス | ・JR津山駅 ⇒ 徒歩(約20分) ・JR津山駅 ⇒ 中鉄バス津山駅行右まわり(約11分) ⇒ 衆楽園前下車すぐ |
| 関連サイト | https://www.city.tsuyama.lg.jp/article?articleId=65b38e275677ea07dd03acca |
※情報が変わっている場合があるためご自身で事前に確認ください