厳島
- 広島県廿日市
- 自然・景勝 | 海浜
広島湾に浮かぶ厳島は、通称「宮島」の名で親しまれ、古くから神が宿る島として崇められてきた聖地です。この島を象徴するのは、平安時代末期に平清盛が現在の規模に造営した厳島神社です。潮が満ちれば海の上に浮かんでいるかのように見える朱塗りの社殿は、背景にある弥山の深い緑と、瀬戸内海の穏やかな青に見事に映え…
広島湾に浮かぶ厳島は、通称「宮島」の名で親しまれ、古くから神が宿る島として崇められてきた聖地です。この島を象徴するのは、平安時代末期に平清盛が現在の規模に造営した厳島神社です。潮が満ちれば海の上に浮かんでいるかのように見える朱塗りの社殿は、背景にある弥山の深い緑と、瀬戸内海の穏やかな青に見事に映え、日本人が古来より大切にしてきた自然への畏敬の念を形にしたような美しさを湛えています。
最大の見どころは、潮の満ち引きによって刻一刻と変化する風景です。満潮時には優美に水面に浮かぶ大鳥居や回廊が、干潮時には鳥居の足元まで歩いて行くことができるダイナミックな姿へと一変します。また、島の最高峰である弥山(みせん)へ登れば、瀬戸内海に点在する島々を一望する多島美を堪能でき、原始林が残る豊かな自然のエネルギーを肌で感じることができます。
近年では、表参道商店街での食べ歩きも人気です。名物の「あなご飯」や焼きたての「もみじ饅頭」、瀬戸内産の牡蠣などを味わいながら、歴史ある街並みを散策する楽しみもあります。さらに、夕刻に大鳥居の向こうに沈む夕日は、言葉を失うほどの神々しさに満ちており、宿泊して静かな夜の島を歩く旅も注目を集めています。
海を敷地に見立てた大胆な美意識と、受け継がれてきた祈りの歴史。厳島を訪れ、潮風に包まれながら、海と山と社殿が織りなす極楽浄土のような絶景に身を委ねてみませんか。
基本情報
| 特別名勝 | yes |
|---|---|
| 住所 | 〒739-058広島県廿日市市宮島町1-1 |
| アクセス | 宮島口桟橋 ⇒ JR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船(約10分) ⇒ 宮島桟橋下船 |
| 公式サイト | https://www.miyajima.or.jp/ |
