小石川後楽園
- 東京都文京区
- 自然・景勝 | 庭園
東京都文京区にある小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房(よりふさ)が着手し、二代光圀(みつくに)が完成させた、都内でも屈指の歴史を誇る大名庭園です。庭園の随所に中国の思想や名所の意匠が取り入れられており、園名の「後楽」も「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」とい…
東京都文京区にある小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家の祖である頼房(よりふさ)が着手し、二代光圀(みつくに)が完成させた、都内でも屈指の歴史を誇る大名庭園です。庭園の随所に中国の思想や名所の意匠が取り入れられており、園名の「後楽」も「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」という中国の教えに由来しています。
園内を歩くと、広大な池を中心とした「回遊式築山泉水庭園」の巧みな造形に目を奪われます。最大の特徴は、日本や中国の景勝地を模した「縮景(しゅっけい)」です。京都の嵐山を模した「大堰川(おおいがわ)」や、中国の西湖を象徴する「西湖の堤」など、限られた空間の中に山河のダイナミズムが凝縮されています。また、朱色が鮮やかな「通天橋」や、水面に映る姿が満月に見える「円月橋」など、歩みを進めるごとにドラマチックに変化する風景は、訪れる人々を飽きさせません。
都心の高層ビルや東京ドームがすぐ側にありながら、一歩足を踏み入れればそこには驚くほどの静寂が広がっています。春のシダレザクラ、夏のハス、秋の紅葉、そして冬の雪吊りと、四季を通じて日本の情緒を堪能できるのも大きな魅力です。
近年では、隣接するエリアの再開発によりアクセスもさらに便利になり、都会の喧騒を離れて深呼吸できる「都会のオアシス」として多くの人に親しまれています。将軍や大名たちが愛した雅な景観を辿りながら、時を忘れて心静かな散策を楽しんでみませんか。
基本情報
| 種別 | 回遊式築山泉水庭園 大名庭園 |
|---|---|
| 特別名勝 | yes |
| 営業時間 | 9:00~17:00(入園は16:30まで) |
| 定休日 | 年末年始 |
| 住所 | 〒112-0004東京都文京区後楽1-6-6 |
| アクセス | 【東門】 ・JR総武線水道橋駅西口 ⇒ 徒歩(約5分) ・東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅2番出口 ⇒ 徒歩(約6分) ・都営三田線水道橋駅A2出口 ⇒ 徒歩(約8分) 【西門】 ・都営大江戸線飯田橋駅C3出口 ⇒ 徒歩(約3分) ・JR総武線飯田橋東口 ⇒ 徒歩(約8分) ・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅A1・A3出口 ⇒ 徒歩(約8分) ・東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅1番出口・2番出口 ⇒ 徒歩(約8分) |
| 公式サイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/koishikawakorakuen/index.html |
