桐生織

  • 群馬県桐生市周辺
  • 伝統工芸品 | 織物
準備中
約1300年もの古い歴史を誇る「桐生織」。古くから「西の西陣、東の桐生」と並び称され、江戸時代には徳川家康の関ヶ原の戦いにおける勝利をその旗絹で支えたとも伝えられるこの織物は、最高峰の技術と優れた意匠性で、旅の装いからモダンな和装小物まで、手にする人の日常を華やかに格調高く彩ってくれます。 個性…

約1300年もの古い歴史を誇る「桐生織」。古くから「西の西陣、東の桐生」と並び称され、江戸時代には徳川家康の関ヶ原の戦いにおける勝利をその旗絹で支えたとも伝えられるこの織物は、最高峰の技術と優れた意匠性で、旅の装いからモダンな和装小物まで、手にする人の日常を華やかに格調高く彩ってくれます。

個性は、「お召」をはじめ、「経錦」「緯錦」「風通織」「浮織」など、じつに7つもの多彩な技法を使い分ける表現の幅広さにあります。職人たちは、生糸を先に染めてから織り上げる「先染め」にこだわり、光沢のある絹糸や、現代的な機能性を持つ糸を自在に組み合わせ、複雑で美しいテクスチャーを生み出します。

その技術力を象徴するのが、ジャカード織機を用いた極めて精密な紋様表現です。職人はミリ単位で糸の交差をコントロールし、まるで絵画のように緻密な草花や、現代的でシックな幾何学模様を布の上に立体的に描き出します。しっかりとしたハリとコシを持ちながらも、しなやかでシワになりにくく、着崩れしにくいという優れた実用性も兼ね備えています。