南部鉄器
- 岩手県盛岡市、奥州市
- 伝統工芸品 | 金工品
南部鉄器は、お湯を沸かす鉄瓶をはじめ、ステーキを極上に焼き上げるフライパン、すき焼き鍋、そして海外でもブームとなった色鮮やかなカラー急須にいたるまで、多彩なラインナップを持つ伝統の鉄製調理器具です。
驚くのは、その驚異的な「料理を美味しくする機能性」です。厚みのある鋳物の特性により、一度熱を蓄え…
南部鉄器は、お湯を沸かす鉄瓶をはじめ、ステーキを極上に焼き上げるフライパン、すき焼き鍋、そして海外でもブームとなった色鮮やかなカラー急須にいたるまで、多彩なラインナップを持つ伝統の鉄製調理器具です。
驚くのは、その驚異的な「料理を美味しくする機能性」です。厚みのある鋳物の特性により、一度熱を蓄えると冷めにくく、食材にムラなく均一に熱を伝えることができます。そのため、肉は外側がカリッと中はジューシーに、野菜はシャキッとした食感を残したまま旨味を閉じ込めることが可能です。また、毎日の調理に使うだけで、現代人に不足しがちな鉄分が体に吸収されやすい形で自然に溶け出すという、天然のサプリメントのような役割も果たします。
テフロン加工のフライパンのように数年で使い捨てるのではなく、焦げ付きにくくするために油を馴染ませ、使い手自身の手で「道具を育てていく」のが南部鉄器の醍醐味です。丁寧に使えば100年以上、孫の代まで現役で使い続けることができる堅牢さを備えており、岩手の旅の記憶とともに一生モノの暮らしの相棒となってくれる、実用美に満ちたキッチンウェアです。
